特許
J-GLOBAL ID:200903095499794793

流体封入式マウント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笠井 美孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-324051
公開番号(公開出願番号):特開2003-130126
出願日: 2001年10月22日
公開日(公表日): 2003年05月08日
要約:
【要約】【課題】 第二のオリフィス通路の閉塞による防振特性の作動切り換え時における異音や振動の発生が低減乃至は防止されると共に、ゴム弾性膜の耐久性が向上され得る新規な構造の流体封入式マウントを提供すること。【解決手段】 ゴム弾性膜32の中央部分を外周部分よりも剛性の大きな蓋体部82として、該蓋体部82を第二のオリフィス通路98の平衡室92への開口部68に対向位置せしめると共に、ゴム弾性膜32において蓋体部82の外周縁部から外周側に延び出す部分を、略円弧形の湾曲断面形状で仕切部材30に向かって突出する環状当接部84として、アクチュエータ104による押圧力が蓋体部82の外面に及ぼされることにより、該環状当接部84の突出先端部86が前記仕切部材30における第二のオリフィス通路98の平衡室92への開口部68の周りに押し付けられるようにした。
請求項(抜粋):
第一の取付部材を、略円筒形状を有する第二の取付部材の一方の開口部側に離隔配置せしめて、それら第一の取付部材と第二の取付部材を本体ゴム弾性体で連結すると共に、該第二の取付部材の他方の開口部側をゴム弾性膜で覆蓋せしめて、それら本体ゴム弾性体とゴム弾性膜の間に非圧縮性流体が封入された流体室を形成し、更に該第二の取付部材で支持された仕切部材によって該流体室を仕切ることにより、該本体ゴム弾性体で壁部の一部が構成された受圧室と、該ゴム弾性膜で壁部の一部が構成された平衡室を形成すると共に、それら受圧室と平衡室をそれぞれ連通する第一のオリフィス通路と該第一のオリフィス通路よりも高周波数域にチューニングされた第二のオリフィス通路を形成する一方、該ゴム弾性膜を挟んで該平衡室と反対側にアクチュエータを配設し、該アクチュエータで該ゴム弾性膜を押圧して前記仕切部材に設けられた前記第二のオリフィス通路の前記平衡室への開口部に押し付けることによって該第二のオリフィス通路を遮断可能とした流体封入式マウントにおいて、前記ゴム弾性膜の中央部分を外周部分よりも剛性の大きな蓋体部として、該蓋体部を前記第二のオリフィス通路の前記平衡室への開口部に対向位置せしめると共に、該ゴム弾性膜において該蓋体部の外周縁部から外周側に延び出す部分を略円弧形の湾曲断面形状で前記仕切部材に向かって突出する環状当接部として形成し、前記アクチュエータによる押圧力が該蓋体部の外面に及ぼされることにより、該環状当接部の突出先端部が前記仕切部材における前記第二のオリフィス通路の前記平衡室への開口部の周りに押し付けられるようにしたことを特徴とする流体封入式マウント。
Fターム (4件):
3J047AA15 ,  3J047AB01 ,  3J047CA08 ,  3J047FA02
引用特許:
審査官引用 (4件)
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