特許
J-GLOBAL ID:200903095520367566

鋼の連続鋳造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-375932
公開番号(公開出願番号):特開2001-150104
出願日: 1999年11月25日
公開日(公表日): 2001年06月05日
要約:
【要約】湾曲式連続鋳造方法において鋳片断面形状を円としてバルジングを解消し、鋳片引抜軌跡を一定曲率の円弧部と直線部とからならしめ、円弧部の上流側は鋳型、下流側はピンチロールで鋳片を支持、案内することにより中間には支持、案内用の構造物を保有せず、且つスプレイ・ノズルを遠隔に配置することによって、ブレイクアウトの発生時には流出溶鋼が鋳片と鋳造機の固定構造物間を溶着させないことを特徴とする連続鋳造方法。【効果】 ブレイクアウトが発生しても鋳込み、引抜を一時停止した後、開口部を鋳込流で溶接封鎖して直ちに正常鋳込みに復帰させることができる。従ってブレイクアウトの損害が最小化される。損害が小さいので高速鋳込みを容易に実施することができる。
請求項(抜粋):
鋼のブルーム又はビレットの連続鋳造において鋳片引抜軌跡を一定曲率の円弧部分と後続の伸直部分からなるいわゆる湾曲式とし、鋳片横断面形状を円又は8角形又はこれらに類似する形状とし、該円弧部分においては上流端の鋳型と円弧最下点近傍に配置したピンチロールのみによって鋳片を支持、案内して該鋳型とピンチロール間には鋳片の支持・案内用の構造物を実質的に保有せず、且つ鋳片冷却用のスプレイ・ノズルの先端を鋳片表面からほぼ鋳片直径以上離して配置したことを特徴とする連続鋳造方法。
IPC (3件):
B22D 11/043 ,  B22D 11/124 ,  B22D 11/20
FI (3件):
B22D 11/043 ,  B22D 11/124 G ,  B22D 11/20 A
Fターム (10件):
4E004KA07 ,  4E004KA15 ,  4E004MC05 ,  4E004MC07 ,  4E004MC11 ,  4E004MD04 ,  4E004MD05 ,  4E004NA01 ,  4E004NB02 ,  4E004NB04
引用特許:
審査官引用 (3件)

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