特許
J-GLOBAL ID:200903095526184145

波形等化回路

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-307411
公開番号(公開出願番号):特開平10-134513
出願日: 1996年10月31日
公開日(公表日): 1998年05月22日
要約:
【要約】【課題】 再生された信号の特性によって係数の収束が遅くなったり、判定誤りが増加することによって係数が発散することを防ぐ波形等化回路を提供する。【解決手段】 伝送されたディジタル情報信号の遅延出力に対し、夫々適応的に制御されるタップ係数による乗算とこれらを加算してこの情報信号の符号間干渉を抑圧するトランスバーサル型フィルタを用いた波形等化回路において、フィルタの出力から最も確からしい情報を判別する仮判別手段Bと、これに基づく振幅誤差を得る誤差演算手段Cと、ディジタル情報信号とその遅延信号とを夫々保持選択する保持選択手段Dと、誤差演算手段Cと保持選択手段Dとの出力とを乗算しタップ係数を更新する更新手段(31〜40)とを備え、仮判別手段Bは信号成分の相関を利用した最尤検出によって最も確からしいディジタル情報信号の値を仮判別し、誤差演算手段Cによってその振幅誤差を得ることを特徴とする。
請求項(抜粋):
伝送されたディジタル情報信号の遅延出力を夫々適応的に制御されるタップ係数による乗算によって重み付けして加算することによりこのディジタル情報信号の符号間干渉を抑圧するトランスバーサル型フィルタを用いた波形等化回路において、前記トランスバーサル型フィルタの出力から確からしいディジタル情報を仮判別する仮判別手段と、これに基づく振幅誤差に応じた値を出力する誤差演算手段と、前記ディジタル情報信号とその遅延信号とを夫々保持選択する保持選択手段と、前記誤差演算手段から出力した振幅誤差と前記保持選択手段から出力した信号値とを乗算し、その結果に基づいて前記トランスバーサル型フィルタのタップ係数を更新する更新手段とを備え、前記仮判別手段は、伝送されたディジタル情報信号の信号成分の相関を利用した最尤検出によって最も確からしいディジタル情報信号の値を仮判別し、これに基づいて前記誤差演算手段によりその振幅誤差を得ることを特徴とする波形等化回路。
IPC (4件):
G11B 20/10 321 ,  H03H 15/00 ,  H03H 17/02 601 ,  H04B 3/06
FI (4件):
G11B 20/10 321 A ,  H03H 15/00 ,  H03H 17/02 601 D ,  H04B 3/06 C
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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