特許
J-GLOBAL ID:200903095576128599
イオンビーム照射を用いた糸状菌の変異株作出方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (4件):
浅村 皓
, 浅村 肇
, 長沼 暉夫
, 池田 幸弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-042989
公開番号(公開出願番号):特開2009-195205
出願日: 2008年02月25日
公開日(公表日): 2009年09月03日
要約:
【課題】糸状菌の変異株を作出する新たな方法を提供する。【解決手段】糸状菌ゲノム中の機能を破壊しようとする目的遺伝子内にマーカー遺伝子を挿入させ、マーカー遺伝子を挿入した当該糸状菌にイオンビームを照射し、イオンビーム照射によって、マーカー遺伝子を含む外来遺伝子全体が欠損し、かつ目的遺伝子の機能が破壊されている変異株を作出することにより、食品産業などに有用な変異株を得ることができる。【効果】糸状菌ゲノム中の目的遺伝子の機能が破壊され、かつ、目的遺伝子の機能を破壊するために用いたマーカー遺伝子全体が欠損した、食品産業上利用する上で不都合な形質を示さない有用な変異株の作出方法が提供される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
糸状菌の変異株を作出する方法において、
(a)糸状菌ゲノム中の機能を破壊しようとする目的遺伝子内にマーカー遺伝子を挿入させる工程、
(b)マーカー遺伝子を挿入した当該糸状菌にイオンビームを照射し、変異を誘発する工程、
(c)イオンビーム照射後の糸状菌の中から、変異によってマーカー遺伝子の機能が欠損した株をスクリーニングする工程、
(d)スクリーニングされた株において、マーカー遺伝子を含む外来遺伝子全体がイオンビーム照射によって欠損し、かつ目的遺伝子の機能が破壊されていることを確認する工程、
を含む、糸状菌ゲノム中の目的遺伝子の機能を破壊することで有用な変異株を作出する方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (15件):
4B024AA05
, 4B024BA77
, 4B024CA02
, 4B024DA11
, 4B024EA04
, 4B024GA11
, 4B024GA25
, 4B024GA27
, 4B065AA60X
, 4B065AA60Y
, 4B065AB01
, 4B065AC14
, 4B065BA02
, 4B065BA16
, 4B065CA42
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (1件)
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不精臭低生産性麹菌
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-051520
出願人:キッコーマン株式会社
引用文献:
審査官引用 (4件)
-
醤油の研究と技術, 2007, Vol.33, No.6, p.449-450
-
日本原子力研究開発機構JAEA-Review, 2007, 2006-042, p.74
-
Biosci. Biotech. Biochem., 1997, Vol.61, No.8, p.1367-1369
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