特許
J-GLOBAL ID:200903095697176361

リニアシステムの停止位置修正装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-084149
公開番号(公開出願番号):特開2001-275210
出願日: 2000年03月24日
公開日(公表日): 2001年10月05日
要約:
【要約】【課題】 LSM式車両の停止位置修正を高精度に実行する。【解決手段】 速度制御器13は、インチング指令が出力された場合には(S101でYES)、停止位置修正を行う必要があるため、位置偏差△Xを比例・積分・微分演算した値を加算してフィードバック補償値とし(S103)、更にこれに勾配抵抗、出発抵抗、走行抵抗をフィードフォワード補償した補償値を合算して仮電流指令値とする(S104)。そして、リニアシステムの3系統の電力供給系のうち3系統とも健全であれば、仮電流指令値をそのまま電流指令値I*とし(S106)、この電流指令値I*を外部へ出力する(S111)。このように、停止位置修正に影響を及ぼす外乱(勾配抵抗、出発抵抗、走行抵抗)のフィードフォワードを適用しているため、外乱補償が行われ、停止位置修正が微小距離であっても、走行条件によらない高精度の停止位置修正が実現できる。
請求項(抜粋):
推進コイルが地上側の軌道に沿って配置され、界磁コイルが前記推進コイルに対向するように車両側に搭載され、速度制御器が電流指令値を出力し、電力変換器がこの電流指令値に応じた電流を前記推進コイルへ供給して前記推進コイルに磁界を発生させることにより前記界磁コイルを搭載した車両を推進させるリニアシステムに用いられ、前記速度制御器の一部を成す停止位置修正装置において、停止位置修正を指示する停止位置修正指示手段と、前記停止位置修正指示手段によって停止位置修正が指示されたならば、速度指令値と実速度との速度偏差をフィードバック補償演算した値と停止位置修正に影響を及ぼす外乱をフィードフォワード補償演算した値とを加算した値に基づいて、前記電流指令値を求める電流指令値演算手段とを備えたことを特徴とするリニアシステムの停止位置修正装置。
Fターム (16件):
5H113CC04 ,  5H113CC08 ,  5H113CD03 ,  5H113CD12 ,  5H113FF07 ,  5H113GG02 ,  5H113GG08 ,  5H113HH02 ,  5H113HH04 ,  5H113HH06 ,  5H113HH09 ,  5H113HH13 ,  5H113HH14 ,  5H113HH15 ,  5H113HH22 ,  5H113HH28
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • LIMを用いた台車駆動装置の制御方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-142051   出願人:株式会社椿本チエイン
  • 走行速度制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-218341   出願人:本田技研工業株式会社
  • 列車走行速度制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-288022   出願人:株式会社東芝
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