特許
J-GLOBAL ID:200903095701430839

耐応力緩和特性に優れた銅合金板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 香本 薫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-031151
公開番号(公開出願番号):特開2006-213999
出願日: 2005年02月07日
公開日(公表日): 2006年08月17日
要約:
【課題】 圧延方向に対して直角方向の耐応力緩和特性に優れた銅合金板を製造する。【解決手段】 Ni:0.4〜1.6%(質量%、以下同じ)、Sn:0.4〜1.6%、P:0.01〜0.15%、Fe:0.005〜0.15%を含み、Ni含有量とP含有量の比Ni/Pが15未満であり、残部が実質的にCu及び不純物からなる組成の銅合金鋳塊を均質化処理後、熱間圧延及び冷間粗圧延を行い、続いて仕上げ連続焼鈍を実体温度TAに保持時間Xの条件で行って硬さをHv90〜100とし、さらに冷間圧延及び安定化焼鈍を行う。仕上げ連続焼鈍の温度TA及び時間Xは、冷間粗圧延後の銅合金板に対して種々の温度で時間Xの連続焼鈍を行ったとき、導電率のピーク値Epが温度Tpで得られたとすると、TA>TPを満たし、かつ温度TAで得られた導電率をEAとしたとき、EP-EA>0.5%IACSを満たす温度及び時間に設定される。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
Ni:0.4〜1.6%(質量%、以下同じ)、Sn:0.4〜1.6%、P:0.027〜0.15%、Fe:0.005〜0.15%を含み、Ni含有量とP含有量の比Ni/Pが15未満であり、残部が実質的にCu及び不純物からなる組成の銅合金鋳塊を均質化処理後、熱間圧延及び冷間粗圧延を行い、続いて冷間粗圧延後の銅合金板に仕上げ連続焼鈍を実体温度TAに保持時間Xの条件で行って硬さをHv90〜100とし、さらに冷間圧延及び安定化焼鈍を行うことを特徴とする耐応力緩和特性に優れた銅合金板の製造方法。 ただし、温度TA及び時間Xは、冷間粗圧延後の銅合金板に対して種々の温度で時間Xの連続焼鈍を行ったとき、導電率のピーク値Epが温度Tpで得られたとすると、TA>TPを満たし、かつ温度TAで得られた導電率をEAとしたとき、EP-EA>0.5%IACSを満たす温度及び時間に設定される。
IPC (3件):
C22F 1/08 ,  C22C 9/02 ,  C22C 9/06
FI (3件):
C22F1/08 B ,  C22C9/02 ,  C22C9/06
Fターム (18件):
5G301AA01 ,  5G301AA03 ,  5G301AA04 ,  5G301AA07 ,  5G301AA08 ,  5G301AA09 ,  5G301AA11 ,  5G301AA12 ,  5G301AA13 ,  5G301AA14 ,  5G301AA19 ,  5G301AA20 ,  5G301AA21 ,  5G301AA23 ,  5G301AA24 ,  5G301AA30 ,  5G301AB20 ,  5G301AD03
引用特許:
出願人引用 (3件)

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