特許
J-GLOBAL ID:200903095714016250

使用済み燃料の再処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-072249
公開番号(公開出願番号):特開平9-257985
出願日: 1996年03月27日
公開日(公表日): 1997年10月03日
要約:
【要約】【課題】 ウラン、プルトニウムおよびマイナーアクチニドの金属への還元率の向上により、これらの回収率を上げるとともに、燃料製品中の希土類元素の含有率を低減することができる使用済み燃料の再処理方法を提供する。【解決手段】 本発明の再処理方法では、使用済み燃料中のウラン、プルトニウムおよびマイナーアクチニドの酸化物を、溶融塩中でマグネシウムにより金属に還元した後、前記溶融塩相に含まれる希土類元素酸化物、アルカリ金属およびアルカリ土類金属の塩を分離除去し、さらに還元金属を含むマグネシウム相を蒸発してマグネシウムを分離・除去し、ウラン、プルトニウムおよびマイナーアクチニドを回収する。またリチウムプロセスでは、同伴して生成するLi2 OのLiへの再生を同時に行ない、溶融塩中のLi2 O濃度を低く抑えながら還元を行なう。
請求項(抜粋):
使用済み燃料を溶融塩中でマグネシウムにより還元し、前記燃料中のウラン、プルトニウムおよびマイナーアクチニドの酸化物を金属に還元した後、前記溶融塩相に含まれる希土類元素の酸化物、アルカリ金属およびアルカリ土類金属の塩を分離・除去し、さらに還元されたウラン、プルトニウムおよびマイナーアクチニドの金属を含むマグネシウム相を蒸発して前記マグネシウムを分離・除去し、前記ウラン、プルトニウムおよびマイナーアクチニドを回収することを特徴とする使用済み燃料の再処理方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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