特許
J-GLOBAL ID:200903095829388177

高速高荷重用ラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井波 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-395251
公開番号(公開出願番号):特開2002-192908
出願日: 2000年12月26日
公開日(公表日): 2002年07月10日
要約:
【要約】【課題】 破壊圧の規格を満足し、航空機の異常離着陸時における更正面間の接着剥離故障やTaxi走行時のゴム破壊故障を生じることがなく、かつスリップ走行によるトレッドゴムの早期摩耗を抑制し、偏摩耗することなく、離着陸回数が大幅に向上した高速高荷重用ラジアルタイヤの提供。【解決手段】 W/Rの値が0を超え0.65以下であり(R:ベルト層のセンター部における半径方向内側面の曲率半径、W:ベルト層の最大幅)、B/Aの値が0を超え0.65以下であり(B:ベルト層の幅方向外側端における落ち高、A:トレッドセンターから幅方向にW/2離れた位置における最外層プライの落ち高)、トレッドゴムがゴム成分;カーボンブラック;並びにイオウ及びスルフェンアミド系加硫促進剤を有するゴム組成物からなり、これらの成分が所定の特性を有することにより、上記課題を解決する。
請求項(抜粋):
実質上タイヤ周方向に直交する多数本のコードが内部に埋設されたカーカスプライを少なくとも1枚有するカーカス層と、該カーカス層のタイヤ半径方向外側に配置されたトレッドと、該トレッドと前記カーカス層との間に配設されたベルト層であってタイヤ半径方向に複数層のベルトプライが積層されてなるベルト層とを備える高速高荷重用ラジアルタイヤであって、前記ベルト層の幅方向センター部におけるタイヤ半径方向内側面の曲率半径をR、ベルト層の最大幅をWとしたとき、W/Rの値が0を超え0.65以下であり、前記ベルト層の幅方向外側端における該ベルト層の落ち高をBとし、トレッドセンターから幅方向にW/2離れた位置におけるタイヤ半径方向最外側のカーカスプライの落ち高をAとしたとき、B/Aの値が0を超え0.65以下であり、前記トレッドが(a)ゴム成分;(b)カーボンブラック;並びに(c)イオウ及びスルフェンアミド系加硫促進剤;を配合してなるゴム組成物からなり、前記(a)ゴム成分がブタジエンゴムとイソプレン系ゴムとを有してなり、該ブタジエンゴムは重量平均分子量Mwが4.0×105以上であり、分子量分布(Mwと数平均分子量Mnとの比、Mw/Mn)が2.0以上であり且つシス結合含量が92%以上であり、ブタジエンゴムとイソプレン系ゴムとの比(ブタジエンゴム:イソプレン系ゴム)が0:100〜50:50であり、前記(b)カーボンブラックはN2SAが130m2/g以上160m2/g以下であり、DBPが130ml/100g以上160ml/100g以下であり且つ発生水素量が2500ppm以下1500ppm以上であり、該カーボンブラックの量がゴム成分100重量部に対して40重量部以上60重量部以下であり、前記(c)イオウ及びスルフェンアミド系加硫促進剤の総量がゴム成分100重量部に対して2.5重量部以上3.0重量部以下であり、該スルフェンアミド系加硫促進剤と該イオウとの比率(スルフェンアミド系加硫促進剤/イオウ)が0.35以上1.3以下であり、前記ゴム組成物を加硫した後の物性は、24°Cにおいて、300%伸長時の引張応力(M300)が130kgf/cm2以上180kgf/cm2以下であり、破断伸び(Eb)が400%以上であることを特徴とする高速高荷重用ラジアルタイヤ。
IPC (9件):
B60C 9/28 ,  B60C 1/00 ,  B60C 9/08 ,  B60C 9/18 ,  B60C 11/00 ,  C08K 3/04 ,  C08K 3/06 ,  C08K 5/44 ,  C08L 9/00
FI (10件):
B60C 9/28 A ,  B60C 9/28 C ,  B60C 1/00 A ,  B60C 9/08 D ,  B60C 9/18 H ,  B60C 11/00 D ,  C08K 3/04 ,  C08K 3/06 ,  C08K 5/44 ,  C08L 9/00
Fターム (6件):
4J002AC031 ,  4J002AC062 ,  4J002DA036 ,  4J002DA047 ,  4J002EV278 ,  4J002GN01
引用特許:
審査官引用 (2件)

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