特許
J-GLOBAL ID:200903095902979146

道路及び軌道の兼用車両

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-272692
公開番号(公開出願番号):特開2001-088522
出願日: 1999年09月27日
公開日(公表日): 2001年04月03日
要約:
【要約】【課題】 緊急事態時に素早く軌道から脱出できるようにする。【解決手段】 道路走行用の前・後輪タイヤ12,14と、軌道走行用の前・後部鉄輪16,18と、前・後部鉄輪16,18を上下動させる上下機構(図示せず)と、を含んで構成される道路及び軌道の兼用車両10において、複輪方式の後輪タイヤ14の内則寸法が、軌道レール20の外則寸法より大になるように、後輪タイヤ幅を考慮しつつ後輪のトレッド及びディスクオフセットを設定する。このようにすれば、軌道走行中に、前・後部鉄輪16,18での走行が不能となった緊急事態時には、上下機構を作動させて車両を降下させれば、後輪タイヤ14の内則寸法が軌道レール20の外則寸法よりも大となっているため、後輪タイヤ14が軌道レール20を跨ぐようになる。そして、後輪タイヤ14により自力走行すれば、素早く軌道から脱出できる。
請求項(抜粋):
後輪が複輪方式の道路走行用車輪と、軌道走行用車輪と、該軌道走行用車輪を上下動させる上下機構と、を含んで構成される車両総重量が8トン以下の道路及び軌道の兼用車両であって、軌道走行時には、車両最外側が在来線の車両限界内に納まるようにすると共に、前記道路走行用車輪外則寸法<キャブ幅+2×100mm、かつ、前記道路走行用車輪の後輪において、トレッド寸法-2×ディスクオフセット-後輪幅>軌道レール外則寸法、とすることで、前記道路走行用車輪は、その内則寸法が軌道レールの外則寸法より大になるように構成したことを特徴とする道路及び軌道の兼用車両。
引用特許:
出願人引用 (6件)
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