特許
J-GLOBAL ID:200903095937340750

高耐損傷性アルミニウム合金の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 吉武 賢次 ,  中村 行孝 ,  紺野 昭男 ,  横田 修孝 ,  高村 雅晴
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-537227
公開番号(公開出願番号):特表2007-510061
出願日: 2004年10月29日
公開日(公表日): 2007年04月19日
要約:
本発明は、靱性が高く、疲労亀裂成長耐性が改良されている高耐損傷性アルミニウム合金の圧延された製品を製造するための、a)AA2000、AA5000、AA6000、およびAA7000シリーズ合金を含んでなる群から選択された組成を有するインゴットを鋳造する工程、b)鋳造後、該インゴットを均質化および/または予備加熱する工程、d)該インゴットを熱間圧延された製品に熱間圧延し、所望により該熱間圧延された製品を冷間圧延された製品にさらに冷間圧延する工程を含んでなる方法であって、該熱間圧延された製品が、熱間圧延ミルをホットミル出口温度(TExit)で離れ、該熱間圧延された製品を該TExitから150°Cに、制御された冷却サイクルで、T(t)=50-(50-TExit)eα.t(式中、T(t)は、時間(時間で表す)の関数としての温度(°C)であり、tは時間(時間で表す)であり、α(hrs-1で表す)は、-0.09±0.05(hrs-1)の範囲内にある)により規定される範囲内に入る冷却速度で冷却することを特徴とする方法に関する。
請求項(抜粋):
靱性が高く、疲労亀裂成長耐性が改良されている高耐損傷性アルミニウム合金を製造する方法であって、 a)AA2000、AA5000、AA6000、およびAA7000シリーズ合金からなる群から選択された組成を有するインゴットを鋳造する工程、 b)鋳造後、前記インゴットを均質化および/または予備加熱する工程、 c)前記インゴットを熱間圧延された製品に熱間圧延し、所望により前記熱間圧延された製品を冷間圧延された製品に冷間圧延する工程 を含んでなる方法であって、前記熱間圧延された製品が、熱間圧延ミルをホットミル出口温度(TExit)で離れ、前記熱間圧延された製品を前記TExitから150°C以下に、制御された冷却サイクルで、 T(t)=50-(50-TExit)eα.t (式中、T(t)は、時間(hrs)の関数としての温度(°C)であり、tは時間(hrs)であり、αは-0.09±0.05(hrs-1)の範囲内である) により規定される範囲内に入る冷却速度で冷却する、方法。
IPC (9件):
C22F 1/05 ,  C22F 1/047 ,  C22F 1/057 ,  C22F 1/053 ,  C22C 21/02 ,  C22C 21/06 ,  C22C 21/10 ,  C22C 21/12 ,  B21B 3/00
FI (9件):
C22F1/05 ,  C22F1/047 ,  C22F1/057 ,  C22F1/053 ,  C22C21/02 ,  C22C21/06 ,  C22C21/10 ,  C22C21/12 ,  B21B3/00 J
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)
引用文献:
審査官引用 (2件)
  • 現場で生かす金属材料シリーズ アルミニウム, 20071109, 初版2刷, 第162-167頁
  • アルミニウムハンドブック(第7版), 20070131, 第9-11頁

前のページに戻る