特許
J-GLOBAL ID:200903095984656170
複合形ブレースダンパー
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
志賀 正武
, 高橋 詔男
, 渡邊 隆
, 青山 正和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-033443
公開番号(公開出願番号):特開2004-244833
出願日: 2003年02月12日
公開日(公表日): 2004年09月02日
要約:
【課題】鋼材ダンパーおよび粘弾性ダンパーとしての機能を確実に発揮でき、設計や解析が容易であり、構成が簡略で小形軽量化を図ることができ、簡便安価に製作することのできる有効な複合形ブレースダンパーを提供する。【解決手段】鋼材ダンパーとして機能する帯鋼板からなる芯材1と、芯材の両側に装着されて座屈を拘束するとともにそれ自体が粘弾性ダンパーとして機能する対の拘束部材3とを有する。拘束部材は、芯材の表面に絶縁材2を介して積層される第1の鋼板5と、第1の鋼板に対して粘弾性体8を介して積層される第2の鋼板6と、第2の鋼板に対して粘弾性体8を介して積層される溝形鋼7とを有し、芯材の一端部に対して第1の鋼板および溝形鋼の一端部が締結固定され、芯材の他端部に対して第2の鋼板の他端部が締結固定される。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
建物にブレースとして設置されて鋼材ダンパーおよび粘弾性ダンパーとして機能する複合形ブレースダンパーであって、
両端部が建物に対して固定されて所定軸力を受けた際に軸方向に降伏して鋼材ダンパーとして機能する帯鋼板からなる芯材と、
芯材を両側から挟み込んでカバープレートにより連結されることにより、芯材の軸方向変形を許容しつつその座屈を拘束するとともに、芯材が軸方向変形を生じた際にはそれ自体が軸方向に変形して粘弾性ダンパーとしても機能する対の拘束部材とを有し、
拘束部材は、芯材の表面に絶縁材を介して積層される第1の鋼板と、第1の鋼板に対して粘弾性体を介して積層される第2の鋼板と、第2の鋼板に対して粘弾性体を介して積層される溝形鋼とを有し、芯材の一端部に対して第1の鋼板および溝形鋼の一端部が締結固定され、芯材の他端部に対して第2の鋼板の他端部が締結固定される構成としたことを特徴とする複合形ブレースダンパー。
IPC (2件):
FI (3件):
E04H9/02 311
, F16F15/02 R
, F16F15/02 Z
Fターム (9件):
3J048AA02
, 3J048AB01
, 3J048AC02
, 3J048AC06
, 3J048BD08
, 3J048BE10
, 3J048DA06
, 3J048DA10
, 3J048EA38
引用特許:
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