特許
J-GLOBAL ID:200903096014932960

溶液から有価金属および砒素を回収する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 香取 孝雄
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-509461
公開番号(公開出願番号):特表2008-540824
出願日: 2006年04月25日
公開日(公表日): 2008年11月20日
要約:
本発明は、少なくとも一種類の有価金属および砒素を含有する物質を処理し、有価金属を減損させたスコロダイトの沈殿物および純粋な水溶液を精製して処理過程から排出する方法に関するものである。本方法によれば、処理される物質から最初に有価金属が取り除かれ、つぎに溶液からの砒素の沈殿が二段階で行われる。この方法により、その目的は形成されるスコロダイト沈殿物中の有価金属含有量を本方法によってできる限り少なくすることである。同様に、砒素が沈殿する間に生成される水溶液中の砒素および有価金属の含有量をも低く保ち、水溶液を環境中に放流できるようにすることである。
請求項(抜粋):
少なくとも一種類の有価金属および砒素を含有する物質を処理して有価金属を減損させたスコロダイトの沈殿物および純粋な水溶液を生成して処理から排出する方法であって、前記有価金属および砒素を含有する物質の希酸溶液が生成され、それによって少なくとも一種類の有価金属が最初に該溶液から液-液抽出および/または沈殿によって取り除かれ、その後有価金属を減損させた溶液は二段階で行われる砒素除去にまわされ、そこで第1段にて砒素が保管に適したスコロダイトFeAsO4・2H2Oとして沈殿し、そして沈殿段を出る前記溶液は第2沈殿段にまわされ、そこで残余の砒素は非晶質砒酸鉄FeAsO4として沈殿し、該非晶質砒酸鉄は第1沈殿段に循環され、第2沈殿段を出る水溶液の砒素濃度がおおよそ0.01〜0.2mg/lであることを特徴とする方法。
IPC (8件):
C22B 30/04 ,  C01G 28/02 ,  C22B 7/02 ,  C22B 3/20 ,  C22B 3/44 ,  C22B 3/04 ,  C02F 1/62 ,  C02F 1/72
FI (8件):
C22B30/04 ,  C01G28/02 ,  C22B7/02 B ,  C22B3/00 H ,  C22B3/00 P ,  C22B3/00 A ,  C02F1/62 Z ,  C02F1/72 Z
Fターム (25件):
4D038AA08 ,  4D038AB70 ,  4D038AB81 ,  4D038BA04 ,  4D038BA06 ,  4D038BB13 ,  4D038BB16 ,  4D050AA13 ,  4D050AB55 ,  4D050AB59 ,  4D050BB09 ,  4D050BD02 ,  4D050BD06 ,  4D050CA13 ,  4D050CA16 ,  4G048AA03 ,  4G048AB02 ,  4G048AE02 ,  4G048AE03 ,  4K001AA03 ,  4K001AA09 ,  4K001BA14 ,  4K001DB03 ,  4K001DB22 ,  4K001DB23
引用特許:
審査官引用 (3件)

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