特許
J-GLOBAL ID:200903096022600268

距離測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-295667
公開番号(公開出願番号):特開2000-121726
出願日: 1998年10月16日
公開日(公表日): 2000年04月28日
要約:
【要約】【課題】 スペクトル拡散方式の距離測定装置において、動作クロック周波数を増大させることなく、測定可能な距離分解能を小さくする。【解決手段】 送信部14からM系列符号で変調したレーザ光を出射させ、その反射光を受信部16〜コンパレータ20で受信・復調し、復調した符号とM系列符号との相関値をマッチドフィルタ22で計算し、相関値が最大となる時刻をピーク検出器24で検出することにより時間データD1を求める。次に、単パルス信号の送受信により、時間データD1の測定誤差(時間データD2)として計測し、D1,D2から対象物までの距離を算出する。時間データD2は、遅延部40により送信パルス信号を時間データD1に対応した遅延時間で遅延させ、遅延後の送信パルス信号と受信パルス信号との位相差を、時間分解能が基準クロックの周期よりも短い時間A/D変換部50で求めることにより計測する。
請求項(抜粋):
基準クロックに同期して、所定ビット長の擬似ランダム雑音符号を発生する擬似ランダム雑音符号発生手段と、該擬似ランダム雑音符号発生手段が発生した擬似ランダム雑音符号により変調した電磁波を送信する送信手段と、該送信手段が送信した電磁波が対象物に当たって反射してくる反射波を受信し、2値信号に復調する受信手段と、前記受信手段により復調された2値信号と前記送信手段が前記電磁波の変調に用いた擬似ランダム雑音符号との相関値を、前記基準クロックに同期した一定周期で算出する相関算出手段と、該相関算出手段にて算出された相関値が最大となる時刻から、前記電磁波が前記対象物との間で往復するのに要した時間を計測する第1時間計測手段と、を備えた距離測定装置において、前記第1時間計測手段にて前記時間が計測されると、前記送信手段に送信用のパルス信号を出力して、前記送信手段から該送信パルス信号により変調した電磁波を送信させる送信パルス発生手段と、該送信パルス発生手段が発生した前記送信パルス信号を、前記第1時間計測手段が計測した前記時間に対応した遅延時間だけ遅延させる送信パルス遅延手段と、前記送信手段が前記送信パルス信号により送信した電磁波の反射波が前記受信手段にて受信・復調されることにより前記受信手段から2値信号として出力される受信パルス信号を取り込み、該受信パルス信号と、前記送信パルス遅延手段にて遅延された送信パルス信号との位相差を、前記相関算出手段が前記相関値を算出する周期よりも短い時間分解能で計測する第2時間計測手段と、前記第1時間計測手段にて計測された時間と、前記第2時間計測手段にて計測された前記パルス信号の位相差とに基づき、前記対象物までの距離を算出する距離算出手段と、を備えたことを特徴とする距離測定装置。
IPC (2件):
G01S 13/28 ,  G01S 17/10
FI (2件):
G01S 13/28 B ,  G01S 17/10
Fターム (20件):
5J070AB01 ,  5J070AC02 ,  5J070AE01 ,  5J070AF03 ,  5J070AH04 ,  5J070AH31 ,  5J070AH40 ,  5J070AK22 ,  5J084AA05 ,  5J084AB01 ,  5J084AC02 ,  5J084AD01 ,  5J084BA04 ,  5J084BA32 ,  5J084CA03 ,  5J084CA23 ,  5J084CA26 ,  5J084CA31 ,  5J084DA09 ,  5J084EA04
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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