特許
J-GLOBAL ID:200903096061357761

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-218379
公開番号(公開出願番号):特開2002-030908
出願日: 2000年07月19日
公開日(公表日): 2002年01月31日
要約:
【要約】【課題】 3枚以上の羽根部を供えたベーン部材を用いて充分な作動トルクを確保しつつも、ベーン部材の回転アンバランスを招くことなく、ベーン部材の重量を軽減し、しかも、ベーン部材とハウジング部材の間の充分な相対回動角度をも確保できるようにする。【解決手段】 ロックピン36の設けられる羽根部17aの周方向幅と、この羽根部17aに対して回転軸oを挟んで反対側に位置される1枚の羽根部17bの周方向幅を残余の羽根部17c,17dの周方向幅よりも広く形成する。ロックピン36の設けられる羽根部17aとそれと対称位置にある羽根部17bをバランスさせる。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランクシャフトによって駆動される駆動力伝達部材と、外周に機関弁を作動させるための駆動カムを有する一方で前記駆動力伝達部材が必要に応じて相対回転できるように組み付けられ、前記駆動力伝達部材から動力を伝達されて従動回転するカムシャフトと、前記駆動力伝達部材と前記カムシャフトのいずれか一方と一体化されて回転するハウジング部材と、前記ハウジング部材内に収容され、前記駆動力伝達部材と前記カムシャフトの他方と一体化されて回転すると共に、径方向外側に突出する3枚以上の羽根部を有するベーン部材と、前記ハウジング部材内に設けられ、油圧によって前記ベーン部材を回動させる進角油圧室及び遅角油圧室と、前記進角油圧室及び遅角油圧室に連通し、これらの油圧室に選択的に油圧を吸排する油圧吸排手段と、前記ベーン部材の一つの羽根部に進退自在に取付けられ、内燃機関の運転状態に応じてハウジング部材のロック穴に嵌合されるロックピンと、を備えた内燃機関のバルブタイミング制御装置において、ロックピンの設けられる羽根部の周方向幅と、この羽根部に対して回転軸を挟んで反対側に位置される1枚の羽根部の周方向幅を残余の羽根部の周方向幅よりも広く形成したことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
Fターム (13件):
3G018AB12 ,  3G018BA10 ,  3G018BA33 ,  3G018CA19 ,  3G018DA18 ,  3G018DA63 ,  3G018DA74 ,  3G018FA01 ,  3G018FA07 ,  3G018GA03 ,  3G018GA14 ,  3G018GA15 ,  3G018GA21
引用特許:
審査官引用 (2件)

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