特許
J-GLOBAL ID:200903096105549434

硬質法面の緑化工法及びこれに使用する柵状体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-241207
公開番号(公開出願番号):特開平9-119136
出願日: 1996年08月22日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】【目的】着根層の厚さを木本類の成育に適した30cm前後のものとすることができ、かつこの厚い着根層を形成している植生基材や客土を硬質法面上に永年にわたって確実に保持することのできる緑化工法を提供すること。【構成】硬質法面20上に配列した多数の柵状体10をアンカーピン30等によって固定することにより、所定の高さを有した連続する複数の堰10aを構成し、これら各堰10aの上方を網状体40によって覆ってから、各柵状体10間および上方に、肥料や土壌改良材を含む植生基材あるいは客土、またはこれらに植物の種子を混入したものを注入して、網状体40及び各柵状体10によって硬質法面20上に所定厚さの着根層50を形成し、植生基材あるいは客土中の種子を発芽させるか、または着根層50に挿木を施すことにより、硬質法面20上の緑化を行うようにしたこと。
請求項(抜粋):
岩盤が剥き出しのままになっているか、あるいは表面にモルタル等からなる硬質層を有した硬質法面に、植物を積極的に成育させるようにした緑化工法であって、前記硬質法面上に配列した多数の柵状体をアンカーピン等によって固定することにより、所定の高さを有して連続する複数の堰を構成し、これら各堰の上方を網状体によって覆ってから、各柵状体間および上方に、肥料や土壌改良材を含む植生基材あるいは客土、またはこれらに植物の種子を混入したものを注入して、前記網状体及び各柵状体によって前記硬質法面上に所定厚さの着根層を形成し、前記植生基材あるいは客土中の種子を発芽させるか、または前記着根層に挿木を施すことにより、前記硬質法面上の緑化を行うようにしたことを特徴とする緑化工法。
IPC (2件):
E02D 17/20 102 ,  E02D 17/20 103
FI (2件):
E02D 17/20 102 Z ,  E02D 17/20 103 G
引用特許:
出願人引用 (8件)
  • 土留擁壁作製方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-354456   出願人:中村建設株式会社, 萩森興産株式会社
  • 植物成育困難法面の緑化方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-118414   出願人:日本植生株式会社
  • 斜面の緑化安定工法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-355639   出願人:和興建設株式会社, 小岩金網株式会社
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審査官引用 (3件)
  • 土留擁壁作製方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-354456   出願人:中村建設株式会社, 萩森興産株式会社
  • 植物成育困難法面の緑化方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-118414   出願人:日本植生株式会社
  • 斜面の緑化安定工法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-355639   出願人:和興建設株式会社, 小岩金網株式会社

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