特許

J-GLOBAL ID：200903096151681053

アルデヒド類の製造方法

発明者： 加藤 穂慈 ,  塚本 幸治
出願人/特許権者： 三井石油化学工業株式会社
代理人 (1件)： 柳原 成
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-192216
公開番号（公開出願番号）：特開平9-040599
出願日： 1995年07月27日
公開日（公表日）： 1997年02月10日
要約：

【要約】【課題】 特定のアルデヒドおよびアルコールを出発原料とし、新規な反応経路により、副反応を抑制し、低コストかつ高収率で飽和アルデヒドを製造する。【解決手段】 R1CH2CHO〔R1は炭素数3以上の分岐のアルキル基、炭素数5以上の環状アルキル基、またはアリール基〕で表わされるアルデヒド類を、R3R4C=CR2CR5R6OH〔R2〜R6はそれぞれ水素、炭素数1以上のアルキル基、またはアリール基〕で表わされるアルコール類と、脱水剤の存在下に反応させて、R1CH2CH(OCR5R6CR2=CR3R4)2で表わされるアセタール類を製造し、このアセタール類を酸触媒の存在下に反応させて、R5R6C=CR2CR3R4CHR1CHOで表わされる4-不飽和アルデヒド類を製造し、この不飽和アルデヒド類を水素添加して、CHR5R6CHR2CR3R4CHR1CHOで表わされる飽和アルデヒド類を製造する。

請求項（抜粋）：

一般式(1)R1CH2CHO ...(1)〔式中、R1は炭素数3以上の分岐のアルキル基、炭素数5以上の環状アルキル基、または炭素数6以上のアリール基であり、置換基を有していてもよい。〕で表わされるアルデヒド類を、一般式(2)R3R4C=CR2CR5R6OH ...(2)〔式中、R2、R3、R4、R5およびR6は同一でも異なっていてもよく、水素原子、炭素数1以上のアルキル基、または炭素数6以上のアリール基であり、置換基を有していてもよい。〕で表わされるアルコール類と、脱水剤の存在下に反応させて、一般式(3) R1CH2CH(OCR5R6CR2=CR3R4)2 ...(3)〔式中、R1は前記一般式(1)で定義した通りであり、R2、R3、R4、R5およびR6は前記一般式(2)で定義した通りである。〕で表わされるアセタール類を製造し、このアセタール類を酸触媒の存在下に反応させて、一般式(4) R5R6C=CR2CR3R4CHR1CHO ...(4)〔式中、R1は前記一般式(1)で定義した通りであり、R2、R3、R4、R5およびR6は前記一般式(2)で定義した通りである。〕で表わされる4-不飽和アルデヒド類を製造し、この不飽和アルデヒド類を水素添加して、一般式(5) CHR5R6CHR2CR3R4CHR1CHO ...(5)〔式中、R1は前記一般式(1)で定義した通りであり、R2、R3、R4、R5およびR6は前記一般式(2)で定義した通りである。〕で表わされる飽和アルデヒド類を製造することを特徴とするアルデヒド類の製造方法。

IPC (15件)：

C07C 47/02 ,  B01J 23/42 ,  B01J 23/44 ,  B01J 27/04 ,  B01J 27/08 ,  B01J 27/16 ,  B01J 31/02 103 ,  C07C 41/50 ,  C07C 43/303 ,  C07C 45/51 ,  C07C 45/62 ,  C07C 47/228 ,  C07B 61/00 300 ,  C07C 47/21 ,  C07C 47/232

FI (15件)：

C07C 47/02 ,  B01J 23/42 X ,  B01J 23/44 X ,  B01J 27/04 X ,  B01J 27/08 X ,  B01J 27/16 X ,  B01J 31/02 103 X ,  C07C 41/50 ,  C07C 43/303 ,  C07C 45/51 ,  C07C 45/62 ,  C07C 47/228 ,  C07B 61/00 300 ,  C07C 47/21 ,  C07C 47/232

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 分岐脂肪酸の製造法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-004959   出願人：協和油化株式会社
• ジエーテルの製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-331185   出願人：ハイモントインコーポレーテッド
• 特開昭56-010128
  
• 特開昭56-010128