特許
J-GLOBAL ID:200903096276774169

酸化物超電導撚線および酸化物超電導ケーブル導体の製造方法ならびに被覆線材、撚線およびケーブル導体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-313889
公開番号(公開出願番号):特開平11-025785
出願日: 1997年11月14日
公開日(公表日): 1999年01月29日
要約:
【要約】【課題】 素線間が絶縁され、かつ高い臨界電流を示す酸化物超電導撚線を提供する。【解決手段】 酸化物超電導材料とそれを覆いかつ銀または銀合金からなるマトリックスとからなる線材11に、塗料槽15においてシリコーンポリマー等の有機金属ポリマーまたは第一リン酸アルミニウムを主成分とする塗料を塗布し、乾燥炉16、焼き付け炉17を経て塗料を焼き付ける。塗料が焼き付けられた線材を複数本撚り合わせた後、得られた撚線を酸化物超電導材料の焼結に必要な温度まで加熱する。このように焼結工程を経て得られた撚線は、高い臨界電流を示すことができる。また、塗料の焼き付けによって、耐熱性を有する絶縁コーティング層が形成される。
請求項(抜粋):
酸化物超電導材料とそれを覆いかつ銀または銀合金からなるマトリックスとからなる線材を用いて撚線を製造する方法であって、前記線材のマトリックス表面に、前記酸化物超電導材料の焼結に必要な温度以下の温度で熱分解して電気絶縁性のセラミックスを生成させる化合物または窒化ホウ素を主成分とする塗料を塗布する工程と、前記酸化物超電導材料の焼結に必要な温度以下の温度において、前記塗料を焼き付ける工程と、前記塗料が焼き付けられた前記線材を複数本調製する工程と、得られた複数本の線材を撚り合わせる工程と、得られた撚線を、前記酸化物超電導材料の焼結に必要な温度まで加熱する工程とを備えることを特徴とする、酸化物超電導撚線の製造方法。
IPC (2件):
H01B 13/00 565 ,  H01B 12/08 ZAA
FI (2件):
H01B 13/00 565 D ,  H01B 12/08 ZAA
引用特許:
審査官引用 (7件)
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