特許
J-GLOBAL ID:200903096355453920
信号補間装置、信号補間方法及び記録媒体
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
芦田 哲仁朗 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-372594
公開番号(公開出願番号):特開2002-175092
出願日: 2000年12月07日
公開日(公表日): 2002年06月21日
要約:
【要約】【課題】 原信号の帯域を制限した信号を用いて得られる変調波から原信号に近い信号を復元し、あるいはオーディオ信号を高音質で復元するための周波数補間装置等を提供することである。【解決手段】 PCM信号は、フーリエ変換部1により複素形式のスペクトルへと変換される。補間バンド解析部3は、このスペクトルのうち補間の対象である被補間バンド及び補間のために用いる基準バンドを特定する。信号補間処理部4は、PCM信号の包絡線を推定し、基準バンド内のスペクトル分布と同じ分布のスペクトルを、包絡線の関数に沿うようにして被補間バンドに外挿し、補間後の被補間バンドのスペクトルを得る。逆フーリエ変換部5は、補間後の被補間バンドのスペクトルを有するPCM信号を生成し、補間バンド加算部6は、逆フーリエ変換部5が生成したPCM信号と遅延部2により遅延されたPCM信号とを加算して出力信号を生成する。
請求項(抜粋):
補間される対象である被補間信号に基づき、当該被補間信号が表す値をフーリエ変換して得られる複素形式のスペクトルの虚数部及び実数部を表す信号を生成するスペクトル分布生成手段と、前記スペクトルが占める帯域に含まれる補間用帯域を特定する帯域特定手段と、前記スペクトルが実質的に分布しない被補間帯域を特定し、特定した当該被補間帯域内のスペクトルの実数部の分布が、前記帯域特定手段により特定された前記補間用帯域内のスペクトルの実数部の分布と実質的に同一であり、特定した当該被補間帯域内のスペクトルの虚数部の分布が、前記帯域特定手段により特定された前記補間用帯域内のスペクトルの虚数部の分布と実質的に同一であるような補間用成分を生成する補間手段と、前記被補間信号と前記補間用成分との和を表す出力信号を生成する加算部と、を備える、ことを特徴とする信号補間装置。
IPC (3件):
G10L 13/00
, G10L 11/00
, G10L101:027
FI (3件):
G10L101:027
, G10L 7/02 D
, G10L 7/06
引用特許: