特許
J-GLOBAL ID:200903096419590293

コイル凍結防止機能を備えた空調機システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 直樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-187161
公開番号(公開出願番号):特開2004-028476
出願日: 2002年06月27日
公開日(公表日): 2004年01月29日
要約:
【課題】寒冷時期において温度調節のために空調機の温水の流量を減少させた場合、或は空調機の作動停止の場合でも冷温水コイルの凍結を防止する。既設の空調機システムにも組み付けることが可能で、設備費等のコストも低減できる。【解決手段】冷温水コイル5Aを有するコイルユニット5と送風機6からなる空調機4は冷温水供給管2と冷温水戻り管8により熱源機器1に接続している。冷温水供給管2の流量制御弁13が温度センサ12の信号により温水の流量を制御する。冷温水供給管2と冷温水戻り管8の間にバイパス管22を接続して冷温水コイル5Aを含むバイパス回路21を形成し、温度センサ12の信号により流量制御弁13が絞られた場合でも、循環ポンプ24によりバイパス回路21に温水を循環させて冷温水コイル5Aに一定量の温水を流動させ、凍結を防止する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
熱源機器から冷温水供給管を介して供給される温水により外気を加温して温風を生成し、排出される冷温水は冷温水戻り管を介して前記熱源機器に戻す冷温水コイルを備えたコイルユニットと、該コイルユニットにより生成した温調空気を室内側に送出する送風機と、前記冷温水供給管に設けられて前記冷温水コイルへの温水流量を制御する流量制御弁とからなり、前記送風機により前記室内に吹出す温調空気が設定温度か否かを検出する温度センサからの信号により該流量制御弁を作動するようにした空調機において、逆止弁を有するバイパス管を前記冷温水戻り管と前記流量制御弁の下流側に位置して前記冷温水供給管との間に接続することにより、前記冷温水コイルを含むバイパス回路を形成し、前記バイパス管の下流側に位置して前記冷温水供給管に循環ポンプを設け、前記温度センサからの温度信号に基づいて前記流量制御弁の開度が減少する場合にも、前記循環ポンプにより前記冷温水コイルに温水を一定量循環させることにより該冷温水コイルの凍結を防止するようにしたことを特徴とするコイル凍結防止機能を備えた空調機システム。
IPC (1件):
F24F11/02
FI (1件):
F24F11/02 102L
Fターム (4件):
3L060AA08 ,  3L060CC02 ,  3L060DD08 ,  3L060EE33
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平3-247935
  • 冷温水ポンプの運転装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-040912   出願人:矢崎総業株式会社
  • 空調設備
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-324967   出願人:株式会社竹中工務店, 株式会社ヨシタケ
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