特許
J-GLOBAL ID:200903096554372832

インバータのコモンモード電圧・電流の抑制方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-360927
公開番号(公開出願番号):特開平11-196565
出願日: 1997年12月26日
公開日(公表日): 1999年07月21日
要約:
【要約】【課題】インバータのコモンモード電圧・電流の効果的な抑制方法を提供する。【解決手段】インバータの直流対地インピーダンスをその交流側対地インピーダンスより十分小さく選定してコモンモード電圧の大部分が交流側に発生するよう構成し、インバータ5と電動機1間にコモンモードリアクトル2を置き、その出力側に中性点検出変圧器3を接続して中性点検出を行い、その中性点とインバータの直流母線をコモンモードフィルタコンデンサ4で接続することによってコモンモード電圧を必要な値まで減衰させるものである。また、コモンモード電圧の大きさは直流側、交流側対地インピーダンスによって配分されることから、目的に応じてコモンモードリアクトルの配置を交流側、直流側に移動させて、必要な側に必要なコモンモードフィルタを置く事も可能にしている。
請求項(抜粋):
電動機駆動装置の可変電圧および/又は可変周波数制御を行うインバータのコモンモード電圧・電流の抑制方法において、インバータの直流側対地インピーダンスを交流側対地インピーダンスより十分小さく選定して、インバータのコモンモード電圧の大部分をインバータの交流側に発生するようにして、インバータ交流側にはインバータと電動機間にコモンモードリアクトルを置き、前記コモンモードリアクトルの出力側で一次側Y接続、二次側Δ接続の中性点検出変圧器によってインバータ出力電圧の中性点を検出できるように回路を構成すると共に、前記中性点とインバータの直流母線をコモンモードフィルタコンデンサにより接続することにより、前記コモンモードリアクトルと前記コモンモードフィルタコンデンサによるコモンモードフィルタ回路によってコモンモード電圧を必要な値まで減衰せしめることにより、コモンモード電圧・電流を抑制する様にしたことを特徴とするインバータのコモンモード電圧・電流の抑制方法。
IPC (2件):
H02M 1/14 ,  H02M 7/48
FI (2件):
H02M 1/14 ,  H02M 7/48 Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る