特許
J-GLOBAL ID:200903096600239638

制振装置の質量体移動制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-104425
公開番号(公開出願番号):特開平10-299825
出願日: 1997年04月22日
公開日(公表日): 1998年11月13日
要約:
【要約】【課題】 質量体の変位出力と指令電圧とを比例させて、質量体を変位をファクターとして制御可能とすることにより、質量体を常に中立点を基準として往復移動させて制振効率を向上する。【解決手段】 振動のセンサー出力とレギュレータゲインGとの積(ブロックB1)をフィルターB2を介して時刻歴信号に変換(ブロックB3)し、これにスカラーゲインG0 を乗じて指令電圧Vを決定する(ブロックB4)。指令電圧Vを制振装置のACサーボモータに出力(ブロックB5)して質量体を移動する。質量体の出力変位,速度を検知(ブロックB6)してクローズドマイナーループで上記ACサーボモータに入力される直前の指令電圧Vに軽くフィードバックする。質量体の変位がストローク限界の8割を越えると、各瞬間のスカラーゲインG0 を8割ストローク値に下げる修正を行う(ブロックB7)。質量体14が往復移動する1/2周期(T0 )の最大値を見て、次の1/4周期時間で目標値にG0 を上げる修正を行う(ブロックB8)。
請求項(抜粋):
制振対象物の振動をACサーボモータを駆動する指令信号に変換し、該指令信号により該ACサーボモータを駆動して質量体を移動し、該質量体の移動によって制振対象物を制振するようにした制振装置の質量体移動制御方法において、該質量体の変位および速度を検知して、該変位および速度信号を前記ACサーボモータ直前の指令信号にクローズドマイナーループでフィードバックさせることにより、該指令信号を該質量体のストローク出力に比例させたことを特徴とする制振装置の質量体移動制御方法。
IPC (3件):
F16F 15/02 ,  E04H 9/02 341 ,  G05D 19/02
FI (4件):
F16F 15/02 C ,  F16F 15/02 A ,  E04H 9/02 341 D ,  G05D 19/02 D
引用特許:
審査官引用 (3件)

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