特許
J-GLOBAL ID:200903096610545877

細砕繊維性材料の供給方法およびシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 静男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-109801
公開番号(公開出願番号):特開平11-323757
出願日: 1999年04月16日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【課題】 細砕セルロース繊維性材料を処理槽頂部へ供給する方法であり、従来の高圧移送装置の代わりに、スラリーポンプを用いて加圧移送を行い、単純性、操作性および保守性を向上させる。【解決手段】 木材チップを処理槽の頂部へ供給する方法であって、次の工程、すなわち、(a)木材チップを蒸気処理し、これから空気を除去し、かつ木材チップを加熱する工程、(b)木材チップを蒸解液でスラリー化して、液体と木材チップのスラリーを調製する工程、(c)スラリーを、少なくとも約5気圧ゲージの圧力まで、処理槽の頂部から少なくとも30フィート(9.14メートル)下方の位置で、一つまたはそれ以上の高圧スラリーポンプによるスラリーへの作用により、加圧処理し、そして加圧された木材チップを処理槽の頂部へ移送する工程、そして、(d)工程(c)中の移送工程の実施の間、木材チップをポリサルファイド、アントラキノン、あるいはそれらの同等品や誘導体、界面活性剤、酵素、キレート化剤、あるいはこれらを組合わせたものにより処理する工程、を含むことを特徴とする方法。
請求項(抜粋):
木材チップを処理槽の頂部へ供給する方法であって、次の工程、すなわち、(a)木材チップを蒸気処理し、これから空気を除去し、かつ木材チップを加熱する工程、(b)木材チップを蒸解液でスラリー化して、液体と木材チップのスラリーを調製する工程、(c)スラリーを、少なくとも約5気圧ゲージの圧力まで、処理槽の頂部から少なくとも30フィート(9.14メートル)下方の位置で、一つまたはそれ以上の高圧スラリーポンプによるスラリーへの作用により、加圧処理し、そして加圧された木材チップを処理槽の頂部へ移送する工程、および、(d)工程(c)中の移送工程の実施の間、木材チップを、ポリサルファイド、アントラキノン、あるいはそれらの同等品や誘導体;界面活性剤、酵素、キレート化剤;あるいはこれらを組合わせたものにより処理する工程、を含むことを特徴とする方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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