特許
J-GLOBAL ID:200903096729496866

核酸断片の分離方法及び核酸シークエンス前処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-202801
公開番号(公開出願番号):特開2001-029070
出願日: 1999年07月16日
公開日(公表日): 2001年02月06日
要約:
【要約】【課題】 ポリメラーゼ存在下で合成された核酸断片を高効率で回収でき、且つ、簡便に混在するヌクレオチドを除去することができる核酸断片の分離方法を提供する。【解決手段】 本発明の核酸断片の分離方法は、鋳型核酸を含む水溶液にプライマー及びヌクレオチドを添加しポリメラーゼ存在下で前記プライマーから鎖伸長反応を行わせて核酸断片から未反応のヌクレオチドを除去する方法である。前記鎖伸長反応終了後の反応液2が収容された容器1にフェノール試薬3を添加し、攪拌する。攪拌後、攪拌液4を40〜60°Cに加温して、水相5とフェノール層6とに分離させる。このうち水相5には未反応ヌクレオチドが除去された、目的の核酸断片が含まれる。この水相5を回収し、核酸分析に利用することにより、未反応のヌクレオチドにより阻害されずに精度の高い核酸解析が可能となる。
請求項(抜粋):
鋳型核酸を含む水溶液にプライマー及びヌクレオチドを添加しポリメラーゼ存在下で前記プライマーから鎖伸長反応を行わせて合成された核酸断片を未反応のヌクレオチドから分離する方法であって、前記鎖伸長反応終了後の反応液をフェノール試薬と混合し、攪拌する攪拌工程と、前記反応液とフェノール試薬との混合液を加温する加温工程と、を含み、前記加温工程により前記反応液とフェノール試薬との混合液を水相とフェノール層とに分離させ、該水相を回収することにより前記核酸断片が未反応のヌクレオチドから分離されることを特徴とする核酸断片の分離方法。
IPC (3件):
C12N 15/00 ,  C12M 1/00 ,  C12Q 1/68
FI (3件):
C12N 15/00 Z ,  C12M 1/00 A ,  C12Q 1/68 Z
Fターム (16件):
4B029AA07 ,  4B029BB20 ,  4B029CC01 ,  4B029FA15 ,  4B063QA13 ,  4B063QA20 ,  4B063QQ42 ,  4B063QQ52 ,  4B063QR08 ,  4B063QR32 ,  4B063QR38 ,  4B063QR41 ,  4B063QR42 ,  4B063QR62 ,  4B063QS16 ,  4B063QX02
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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