特許
J-GLOBAL ID:200903096798936606

インサート成形品の成形方法及び成形装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-313921
公開番号(公開出願番号):特開平9-155915
出願日: 1995年12月01日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】【課題】 樹脂W3内にインサート材W1を埋め込んでなるインサート成形品Wを上下型5,1の成形面6,2で成形する場合、樹脂W3内にインサート材W1を破壊せずに埋め込んで、インサート材W1の安定した被覆状態が低いコストで得られるようにする。【解決手段】 上下型5,1にそれぞれ成形面6,2から出没するリフタ17,12を設け、このリフタ17,12の突出状態で上型5を下降移動させ、成形面6,2同士の嵌合前に、インサート材W1をその貫通孔W2が下型1の溶融樹脂供給用ゲート9に対応するようにリフタ17,12で挟持し、その状態でゲート9から溶融樹脂W3を供給してその一半部をインサート材W1の貫通孔W2を経てその上側に、また残り半部をインサート材W1の下側にそれぞれ流動させて、インサート材W1の両側に略同量の樹脂W3を供給し、両型5,1の成形面6,2間に供給される溶融樹脂W3の流速を遅くする。
請求項(抜粋):
表裏の両側面を貫通する貫通孔を有するインサート材を樹脂の内部に埋め込んでなるインサート成形品の成形方法であって、固定型成形面を有する固定型と、該固定型に対して接離可能に設けられ、固定型への接近時に固定型成形面と嵌合してキャビティを形成する可動型成形面を有する可動型と、上記固定型又は可動型の成形面に開口された溶融樹脂供給用のゲートと、上記固定型及び可動型に各々の成形面から出没可能に設けられた固定型及び可動型リフタとを備えた成形装置を用意し、上記可動型を固定型に接近させて成形を行う際、両型の成形面同士が嵌合する前に、上記固定型及び可動型リフタをそれぞれ成形面から突出させて、該両リフタの先端部間にインサート材をその貫通孔が上記ゲートに対応するように挟持させ、次いで、このリフタによるインサート材の挟持状態で、上記ゲートから溶融樹脂を、その一半部がインサート材の貫通孔を介してインサート材の一側面側に流れかつ他半部がインサート材の他側面側に流れてインサート材の表裏両側面側の樹脂供給量が互いに略同量となるように供給して、可動型及び固定型の型締めを行うことを特徴とするインサート成形品の成形方法。
IPC (5件):
B29C 45/14 ,  B29C 33/12 ,  B29C 45/17 ,  B29K 23:00 ,  B29K105:20
FI (3件):
B29C 45/14 ,  B29C 33/12 ,  B29C 45/17
引用特許:
出願人引用 (5件)
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