特許
J-GLOBAL ID:200903096823239095

稀少出現ほ乳類細胞を検出しカウントするための装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三枝 英二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-323745
公開番号(公開出願番号):特開平8-304288
出願日: 1995年11月17日
公開日(公表日): 1996年11月22日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 蛍光色素で標識化された血液及び他の組織内の稀少出現ほ乳類細胞を迅速に検出しカウントできる装置及び方法の提供。【解決手段】 検出細胞より実質的に大きく15〜30μmのサイズを有するレーザースポットを固体支持体上に形成するようにして、レーザ装置からの入射レーザビームを用いて蛍光細胞を含む可能性を有する試料を載置した固体支持体を走査し;同時に少なくなくともある波長で蛍光を検出し;個々のフィーチャーのライン間相関づけにより相関フィーチャーの組を認識し;各隣接走査ライン対上の前記相関フィーチャーを少なくとも異なる波長λ12で同期、比較し;維持されるイベントのサイズ認識を行い、検索された細胞の種類に対応するサイズを有するイベントを選択し;サイズ認識後に維持されるイベントに対して、3次元のイベントエネルギープロファイルが所定のガウス形状基準内にあるかを判断する。
請求項(抜粋):
稀少出現ほ乳類細胞を検出しカウントするための方法であって:-検出されるべき細胞より実質的に大きく15μm及び30μmの間に含まれるサイズを有するレーザースポットを固体支持体上に形成するようにして、レーザ装置からの入射レーザビームを用いて蛍光細胞を含む可能性を有する試料を載置した固体支持体を走査し(ここで二つの走査ラインは、前記固体支持体の各部分(element)が、隣接する走査路を部分的に重複させることにより少なくとも2回走査されるように間隔を設定される);同時に-ある閾値(例えば動的(dynamic)閾値)を越える検出信号(=サンプル)だけを選択するようにして、少なくなくとも1種の波長で、結果として得られる蛍光を検出し(ここで一つの走査ライン上の隣接する一連の試料はフィーチャーである);-隣接する走査ラインからなる各走査ライン対上のフィーチャーを同期して比較し、相関フィーチャーの組が出現する走査ラインの数をカウントし(各組の相関フィーチャーはイベント(event)を形成する)、あらゆる非相関フィーチャー(=単一フィーチャー)を除去することによって、個々のフィーチャーのライン間相関づけにより相関フィーチャーの組を認識し;-隣接する走査ラインからなる各走査ライン対上の前記相関フィーチャーを少なくとも2つの異なる波長λ1及びλ2で同期して比較し、該2つの波長に於ける所定数未満の発光強度比を有する相関フィーチャーを選択し、前記相関サンプルにより前記波長で発生した前記発光比が所定の値より大きいものである場合、前記イベント全体が排除されるようにし;-維持されるイベントのサイズ認識を行い、検索された細胞の種類に対応するサイズを有するイベントを選択し;-サイズ認識後に維持されるイベントに対して、3次元のイベントエネルギープロファイル(the events energy profile)が所定のガウス形状基準内にあるか否かを判断し、該ガウス形状基準にないイベントを排除し;-前記固体支持体上に存在する蛍光細胞を決定しそれらのみをカウントするために前記残存イベントをカウントすることを含む方法。
IPC (6件):
G01N 21/78 ,  C12M 1/34 ,  C12Q 1/06 ,  G01N 21/64 ,  G01N 33/48 ,  G01N 33/52
FI (7件):
G01N 21/78 C ,  C12M 1/34 B ,  C12M 1/34 D ,  C12Q 1/06 ,  G01N 21/64 Z ,  G01N 33/48 M ,  G01N 33/52 Z
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開平2-027260
  • 細胞株分別法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-189020   出願人:浜松ホトニクス株式会社
  • 粒子分析装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-350481   出願人:東亜医用電子株式会社
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審査官引用 (5件)
  • 特開平2-027260
  • 細胞株分別法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-189020   出願人:浜松ホトニクス株式会社
  • 粒子分析装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-350481   出願人:東亜医用電子株式会社
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