特許
J-GLOBAL ID:200903096965928564

地下通水工法および地下通水装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 雅利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-049045
公開番号(公開出願番号):特開平10-245841
出願日: 1997年03月04日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 構造上の弱点とならず地中壁の通水性を十分に確保すること【解決手段】 通水路の導入部22は、鋼製筒体22a,廻込み防止用シート22b,透水マット22c,内,外端板22d,22eとを有している。筒体22aは、地中壁10を構築する際に、導水路20の形成位置に対応させて、地中壁10の横断方向に埋設される。透水マット22cは、筒体22aの地山側の開口を閉塞するものであって、多数の空隙が形成されたコアと、コアの空隙内に充填された生分解性樹脂とから構成されている。透水マット22cの四周を取り囲むようにして、鋼製枠体22fが取り付けられている。枠体22fの外周縁には、コンクリートの廻込み防止用シート22bが取着されている。生分解性樹脂の分解,除去が完了すると、透水マット22cの透水性が復元される。
請求項(抜粋):
所定の間隔を隔てて対向する一対の止水性地中壁が、地中の地下水路を遮断するように形成され、前記地中壁の形成後に前記地下水路間を連通させる通水路を形成する地下通水工法において、前記通水路は、前記地中壁間に形成される導水路と、前記地中壁内に形成され、前記導水路と連通する地下水の導入および導出部とからなり、前記導入および導出部は、前記地中壁を構築する際に、前記導水路の形成位置に対応させて、地山側の開口が外周縁に廻込み防止用シートが付設され生分解性樹脂の分解により透水性が復元する透水マットで閉塞されるとともに、掘削側の開口が内端板で閉塞され、前記地中壁の厚みとほほ ゙同じ長さを有する両端が開口した鋼製筒体を前記地中壁の横断方向に埋設することで形成され、前記地中壁を構築した後に内部を掘削して、前記導水路を形成して前記導入部と導出部との間を連通させることを特徴とする地下通水工法。
IPC (2件):
E02D 5/18 ,  E02D 31/02
FI (2件):
E02D 5/18 ,  E02D 31/02
引用特許:
審査官引用 (7件)
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