アレルゲン不活化活性付与方法及びアレルギー患者用繊維製品

発明者： , ,
出願人/特許権者： ,
代理人 (1件)：松井茂
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2005-301165
公開番号（公開出願番号）：特開2007-107149
出願日： 2005年10月17日
公開日（公表日）： 2007年04月26日
要約：

【課題】セルロース質からなる繊維を含む繊維又は繊維製品にダニ等のアレルゲンの不活化活性を付与する方法であって、人体に対する安全性が高く、且つ洗濯を繰り返しても該不活化活性能の低下を防ぐことができるアレルゲン不活化活性付与方法、及びアレルギー患者用繊維製品を提供する。【解決手段】セルロース質からなる繊維を含む繊維又は繊維製品に、タンニン酸と架橋剤とを付着させ、熱処理して結合させることにより、アレルゲン不活化活性を付与する。前記タンニン酸として、加水分解型ガロタンニン、加水分解型エラジタンニン及び縮合型タンニンから選ばれた少なくとも1種を用いることが好ましい。また、前記繊維又は繊維製品に対して、前記タンニン酸を0.1〜20質量%付着させることが好ましく、前記架橋剤としてポリカルボン酸を用いることが好ましい。本発明のアレルゲン不活化活性付与方法は、アレルギー患者用の繊維製品に好ましく適用される。【選択図】なし

請求項（抜粋）：

セルロース質からなる繊維を含む繊維又は繊維製品にアレルゲン不活化活性を付与する方法において、該繊維又は繊維製品に、タンニン酸と架橋剤とを付着させ、熱処理して結合させることを特徴とするアレルゲン不活化活性付与方法。

IPC (3件)：

D06M 13/238 , D06M 13/192 , C09K 3/00

FI (3件)：

D06M13/238 , D06M13/192 , C09K3/00 S

Fターム (7件)：

4L033AA02 , 4L033AB01 , 4L033AB04 , 4L033AB09 , 4L033AC10 , 4L033BA18 , 4L033BA21

引用特許：

出願人引用 (9件)

抗菌性セルロース再生繊維
公報種別：公開公報出願番号：特願平8-205212 出願人：富士紡績株式会社
食肉・食肉加工品退色防止方法
公報種別：公開公報出願番号：特願2001-208699 出願人：山本克博, 伊藤ハム株式会社
繊維用防ダニ加工薬剤及び防ダニ加工繊維製品
公報種別：公開公報出願番号：特願2003-350379 出願人：日華化学株式会社

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審査官引用 (6件)

肌荒れ防止用繊維材料
公報種別：公開公報出願番号：特願2001-100873 出願人：日華化学株式会社, 石田均司
抗菌性繊維品類
公報種別：公開公報出願番号：特願平7-105106 出願人：株式会社マルジュー, カクタス化成株式会社
ダニ抗原処理方法及びそれを適用した製品
公報種別：公開公報出願番号：特願平8-142396 出願人：株式会社山清

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