特許
J-GLOBAL ID:200903097069377962

還流型生化学反応装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 作田 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-220604
公開番号(公開出願番号):特開2003-315337
出願日: 2002年07月30日
公開日(公表日): 2003年11月06日
要約:
【要約】【課題】 ハイブリダイゼーション反応を,効率良く均一に行う還流型生化学反応装置を提供する。【解決手段】 試料溶液を還流させる流路6,流入口7,流出口8,整流のための突起部9が形成された板状部材5と,プローブ基板1を保持するための凹部3が形成された板状部材7を重ねて締結して結合体を形成し,結合体を水平面に対して傾斜をつけて,配置し,流入口7が流出口8の下側になるようする。流入口7より試料溶液を送液し,試料溶液を流路に注入して,試料溶液を還流する。【効果】 還流による反応効率向上により,シグナル強度の増強と反応時間の短縮が達成される。さらに,反応が均一に進行するため,シグナル強度の定量性向上も達成される。
請求項(抜粋):
試料中の検査対象物質と選択的に結合するプローブが固定され相互に分離する複数の区画を具備する基板と,前記基板を保持する第1の板状部材と,前記検査対象物質と前記プローブとを結合させるのに必要な試薬と前記試料を含む試料溶液を流入させる流入口と,前記試料溶液を流出させる流出口とを具備する第2の板状部材と,前記第1の板状部材に保持された前記基板のプローブが固定された面と前記第2の板状部材との間に形成され,前記試料溶液を還流させる流路とを有し,前記第1の板状部材及び前記第2の板状部材が水平面に対して傾斜を持つように配置され,前記流入口が前記流出口の下方に配置され,前記試料溶液を下方から前記流路に流入させ前記流出口から流出させて前記試料溶液の還流を行ない,前記検査対象物質と前記プローブとを結合させる反応を行うことを特徴とする還流型生化学反応装置。
IPC (6件):
G01N 33/53 ZNA ,  C12M 1/00 ,  G01N 33/566 ,  G01N 35/08 ,  G01N 37/00 101 ,  G01N 37/00 102
FI (6件):
G01N 33/53 ZNA M ,  C12M 1/00 A ,  G01N 33/566 ,  G01N 35/08 C ,  G01N 37/00 101 ,  G01N 37/00 102
Fターム (8件):
2G058AA09 ,  2G058DA07 ,  2G058GA06 ,  4B029AA07 ,  4B029BB20 ,  4B029CC03 ,  4B029CC08 ,  4B029FA12
引用特許:
審査官引用 (2件)

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