特許
J-GLOBAL ID:200903097099700059

心臓チャンバ用の搬送カテーテルシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-540745
公開番号(公開出願番号):特表2002-509746
出願日: 1999年03月31日
公開日(公表日): 2002年04月02日
要約:
【要約】物質搬送部材を患者の左心室内に搬送する搬送カテーテルシステムは、左心室の長軸すなわち長手方向と一直線上又は平行に配置できる所定の形状を有する末端部を備えた第1の搬送カテーテルと、第1の搬送カテーテルの内腔内にスライド可能且つ回転可能に配置された第2の搬送カテーテルとを有する。第2の搬送カテーテルは、所定の形状を有する末端シャフトセクションと、物質搬送部材(例えば、ポリマーシース内にスライド可能に配置された細長いカニューレ)をスライド可能に収容するように形成された内腔とを備える。第1の搬送カテーテルの所定の形状を有する末端セクションは、患者の心臓チャンバ内でシェーピングされる。第2の搬送カテーテルは、その末端部が第1の搬送カテーテルの末端部に設けたポートから突出するまで、第1の搬送カテーテルの内腔の外側に進出するとともに、物質搬送部材が心内膜表面と垂直又は垂直に近い状態で接触するための通路を供給する。
請求項(抜粋):
治療用又は診断用薬剤を搬送するカテーテルシステムにおいて、a) 基端部と、末端部と、末端部に設けたポートとを備えた細長い第1の搬送カテーテルであって、 第1の搬送カテーテル内に伸び且つ末端部のポートと流体接続した内腔と、比較的まっすぐのメインシャフトセクションと、所定の形状を有する末端シャフトセクションとをさらに有し、 この末端シャフトセクションが、基端側で隣接するメインシャフトセクション部分に対し所定の角度をなす少なくとも1つのセグメントを備えることを特徴とする第1の搬送カテーテルと、b) 第1の搬送カテーテルの内腔内にスライド可能且つ回転可能に配置され、第1の搬送カテーテルより長く、基端部と、末端部と、末端部に設けたポートと、内腔とを有する細長い第2の搬送カテーテルであって、 少なくとも一部が第1の搬送カテーテルの放出軸と略一直線上に配置可能な細長いメインシャフトセクションと、 少なくとも一部が第1の搬送カテーテルの放出軸と略一直線上に配置可能な末端セクションであって、第1の搬送カテーテルの放出軸と一直線上に配置された第2の搬送カテーテルのメインシャフトセクション部分に対して、所定の角度をなす放出軸を有するものとをさらに備えたことを特徴とする第2の搬送カテーテルと、c) 第2の搬送カテーテル内にスライド可能に配置され、診断用又は治療用薬剤の患者の組織内への搬送を体内で行う末端側先端を有する物質搬送部材と、を備えたカテーテルシステム。
Fターム (9件):
4C167AA02 ,  4C167BB02 ,  4C167BB07 ,  4C167BB10 ,  4C167BB62 ,  4C167CC19 ,  4C167EE01 ,  4C167GG01 ,  4C167HH04
引用特許:
審査官引用 (8件)
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