特許
J-GLOBAL ID:200903097108860730

メモリコントローラおよびこれを搭載する電子機器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 渡辺 望稔 ,  三和 晴子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-036064
公開番号(公開出願番号):特開2007-219581
出願日: 2006年02月14日
公開日(公表日): 2007年08月30日
要約:
【課題】シリアル不揮発性メモリを搭載する電子機器において、システムの起動時間および起動後のデータのアクセス時間を短縮できるメモリコントローラおよび電子機器を提供する。【解決手段】メモリコントローラは、シリアル不揮発性メモリ(SFM)から読み出されるプログラムデータを保持する2ブロック分以上のバッファと、主制御装置(CPU)が要求するプログラムデータが、バッファに保持されている場合にはバッファから、バッファに保持されておらず、ランダムアクセスメモリ(RAM)にも転送されていない場合には、SFMからバッファにロードしてバッファから、RAMに転送されている場合にはRAMから、それぞれ読み出してCPUに出力するバッファ管理ロジックと、SFMから読み出される起動プログラムをバッファに保持するプリフェッチロジックと、同じく処理プログラムをバッファに保持し、RAMに転送するダイレクト転送ロジックとを備える。【選択図】図2
請求項(抜粋):
プログラムデータおよびその管理データが格納されているシリアル不揮発性メモリと、該シリアル不揮発性メモリに格納されているプログラムデータが転送されるランダムアクセスメモリと、前記プログラムデータをフェッチして実行する主制御装置とを備える電子機器で用いられるメモリコントローラであって、 前記シリアル不揮発性メモリから、所定バイト数のブロック単位で読み出されるプログラムデータを前記ブロック単位で保持する2ブロック分以上のバッファと、 前記主制御装置からのプログラムデータのフェッチ要求を受け取ると、該主制御装置が要求するプログラムデータが、前記バッファのいずれかに保持されている場合には該バッファのいずれかから、前記バッファのいずれにも保持されておらず、前記ランダムアクセスメモリにも転送されていない場合には、前記シリアル不揮発性メモリから前記バッファのいずれかに保持させて該バッファのいずれかから、もしくは、前記ランダムアクセスメモリに転送されている場合には該ランダムアクセスメモリから、それぞれ前記プログラムデータを読み出して前記主制御装置に出力するバッファ管理ロジックと、 前記バッファ管理ロジックから入力される制御信号および前記シリアル不揮発性メモリから入力される管理データに従って、前記シリアル不揮発性メモリから読み出されるプログラムデータのうち、電源投入後に前記電子機器のシステムを起動させる起動プログラムのブロックを、前記バッファのいずれかに保持するプリフェッチロジックと、 前記バッファ管理ロジックから入力される制御信号および前記シリアル不揮発性メモリから入力される管理データに従って、前記シリアル不揮発性メモリから読み出されるプログラムデータのうち、前記電子機器のシステム起動後に各種の処理を行う処理プログラムのブロックを、前記バッファのいずれかに保持し、前記バッファのいずれかから前記ランダムアクセスメモリに対して、前記バッファのいずれかに保持された処理プログラムのブロックを転送するダイレクト転送ロジックとを備えていることを特徴とするメモリコントローラ。
IPC (2件):
G06F 12/06 ,  G06F 12/00
FI (2件):
G06F12/06 520F ,  G06F12/00 597U
Fターム (4件):
5B060AB17 ,  5B060AC01 ,  5B060BB09 ,  5B060MM02
引用特許:
出願人引用 (3件)

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