特許

J-GLOBAL ID：200903097400678137

車両用化学蓄熱システム

発明者： 三井 宏之 ,  志満津 孝 ,  若杉 知寿
出願人/特許権者： 株式会社豊田中央研究所
代理人 (2件)： 中島 淳 ,  加藤 和詳
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2008-109104
公開番号（公開出願番号）：特開2009-257254
出願日： 2008年04月18日
公開日（公表日）： 2009年11月05日
要約：

【課題】長期間に亘って安定的に蓄熱でき、かつ高温が要求される加熱対象の加熱が可能となる車両用化学蓄熱システムを得る。【解決手段】車両用化学蓄熱システム10は、エンジン12の排気熱により脱水反応を行って蓄熱し水和反応により放熱する化学蓄熱材が内蔵された反応器38と、反応器38から脱水反応に伴って放出された水蒸気を凝縮させる凝縮器52と、エンジン冷却水を熱源として水を蒸発させることで反応器38に水和反応のための水蒸気を供給するための蒸発器70と、反応器38内の化学蓄熱材が水和反応により放熱した熱をバッテリ16に導く加熱エアライン48と、車両の走行時に反応器38に蓄熱させ、車両始動時に反応器38から放熱させるように書く制御対象を制御するECUと、を備えている。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

車両に搭載された内燃機関の排気熱により脱水反応を行って蓄熱し、水和反応により放熱する化学蓄熱材が内蔵された反応器と、 前記反応器から前記脱水反応に伴って放出された水蒸気を凝縮させる凝縮器と、 前記内燃機関の冷却水を熱源として水を蒸発させることで、前記反応器に前記水和反応のための水蒸気を供給するための蒸発器と、 前記反応器内の前記化学蓄熱材が水和反応により放熱した熱を加熱対象に伝える伝熱構造と、 前記車両の走行時に前記内燃機関の排気熱を前記反応器に供給させ、車両始動時に前記冷却水を前記蒸発器に供給させる制御装置と、 を備えた車両用化学蓄熱システム。

IPC (10件)：

F01N 5/02 ,  F25B 17/08 ,  B60K 6/28 ,  B60K 6/485 ,  F01P 3/20 ,  F02D 29/02 ,  F01N 3/24 ,  B60W 10/26 ,  B60W 20/00 ,  F02G 5/02

FI (11件)：

F01N5/02 J ,  F25B17/08 Z ,  B60K6/28 ,  B60K6/485 ,  F01P3/20 G ,  F01P3/20 E ,  F02D29/02 D ,  F01N3/24 L ,  B60K6/20 330 ,  F02G5/02 B ,  F01N5/02 E

Fターム (24件)：

3G091AA02 ,  3G091AA09 ,  3G091AB01 ,  3G091BA02 ,  3G091BA03 ,  3G091CA05 ,  3G091CA10 ,  3G091FA01 ,  3G091FA04 ,  3G091FB02 ,  3G091FC07 ,  3G093AA07 ,  3G093BA21 ,  3G093CA01 ,  3G093CA03 ,  3G093EB08 ,  3L093PP06 ,  3L093PP15 ,  3L093PP19 ,  3L093PP20 ,  3L093QQ03 ,  3L211AA10 ,  3L211DA29 ,  3L211DA45

引用特許：

出願人引用 (4件)

• 電気自動車の空調装置とその利用方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-009198   出願人：三菱重工業株式会社
• エンジン予熱始動型ハイブリッド車
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-315095   出願人：トヨタ自動車株式会社
• 暖機装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-257562   出願人：株式会社デンソー
• 車両用暖気装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2006-116650   出願人：トヨタ自動車株式会社

審査官引用 (2件)

• 暖機装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-257562   出願人：株式会社デンソー
• 車両用暖気装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2006-116650   出願人：トヨタ自動車株式会社