特許
J-GLOBAL ID:200903097408714566
回転位相差可変機構
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-003271
公開番号(公開出願番号):特開平11-200823
出願日: 1998年01月09日
公開日(公表日): 1999年07月27日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関の機種間において、バルブシャフトの回転位相差の許容範囲が異なっても、一部の部品を共通化できる回転位相差可変機構の提供。【解決手段】 可変角制限用ピン80を、第1油圧室30a〜30dおよび第2油圧室31a〜31dの一方または両方に突出するように取り付けたことにより、内部ロータ19の設計変更をしなくても、回転位相差の許容範囲を変更することができる。このため、回転位相差の許容範囲が異なるエンジンの機種間においても、VVT12の少なくとも一部の部品、ここでは内部ロータ19を共通化でき、製造コストの低減に貢献できる。
請求項(抜粋):
2つの回転軸の内の一方の回転軸に連動する第1回転体と、前記2つの回転軸の内の他方の回転軸に連動する第2回転体とを備え、前記第1回転体は、内部に少なくとも1つの液圧室を有し、前記第2回転体は、前記液圧室に挿入されることで前記液圧室の内部を第1圧力室と第2圧力室とに区画する少なくとも1つの区画部材を有し、前記第1圧力室および前記第2圧力室の一方または両方に対する前記液圧の供給による前記第1回転体と前記第2回転体との間の相対回動により、前記2つの回転軸間の回転位相差を許容領域内で可変設定可能である回転位相差可変機構であって、前記第2回転体が当接する回転位相差制限用当接部材を、前記第1圧力室および前記第2圧力室の一方または両方に突出するように取り付けたことにより、該取り付け位置に応じて前記回転位相差の許容領域を制限してなることを特徴とする回転位相差可変機構。
引用特許:
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