特許
J-GLOBAL ID:200903097467561676

ポリアリ-レンスルフィド樹脂の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 通洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-092953
公開番号(公開出願番号):特開2008-248153
出願日: 2007年03月30日
公開日(公表日): 2008年10月16日
要約:
【課題】 芳香族ポリハロゲン化合物、含水アルカリ金属硫化物、加水分解によって開環し得る脂肪族環状構造を有する化合物の存在下で、固形の無水アルカリ金属硫化物を含むスラリー状の組成物を得る脱水工程において、芳香族ポリハロゲン化合物の反応容器外部への留出が抑制され、かつ脱水工程の時間が短縮されることによって、工業的規模での生産性が高いポリアリーレンスルフィド樹脂の製造方法を提供すること。【解決手段】 芳香族ポリハロゲン化合物、含水アルカリ金属硫化物、加水分解によって開環し得る脂肪族環状構造を有する化合物の存在下で、固形の無水アルカリ金属硫化物を含むスラリー状の組成物を得る脱水工程中に、反応容器内部の気相の圧力を特定の範囲の圧力に加圧して脱水反応を行うこと【選択図】なし
請求項(抜粋):
下記工程1及び工程2、 工程1:芳香族ポリハロゲン化合物(A)、含水アルカリ金属硫化物(B)、該含水アルカリ金属硫化物(B)1モルに対して、1モル未満の加水分解によって開環し得る脂肪族環状構造を有する化合物(C)の混合液を、反応容器内部の気相の圧力がゲージ圧で0.05MPa〜0.5MPaの範囲に加圧して、反応容器外部へ水を留去しながら、固形のアルカリ金属硫化物(b1)と、アルカリ金属水硫化物(b2)と、前記化合物(C)の加水分解物のアルカリ金属塩(c1)とを含むスラリーを製造する工程、 工程2:次いで、前記スラリーの存在下、芳香族ポリハロゲン化合物(A)とアルカリ金属水硫化物(b2)と前記化合物(C)の加水分解物のアルカリ金属塩(c1)とを反応させて重合を行う工程、 を必須の製造工程とするポリアリーレンスルフィド樹脂の製造方法。
IPC (1件):
C08G 75/16
FI (1件):
C08G75/16
Fターム (12件):
4J030BA02 ,  4J030BA03 ,  4J030BA48 ,  4J030BA49 ,  4J030BB29 ,  4J030BB31 ,  4J030BC08 ,  4J030BG04 ,  4J030BG26 ,  4J030BG27 ,  4J030BG30 ,  4J030BG31
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許3637543号公報
審査官引用 (9件)
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