特許
J-GLOBAL ID:200903097491845308

能動型振動除去システムの制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邊 功二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-177455
公開番号(公開出願番号):特開2001-003984
出願日: 1999年06月23日
公開日(公表日): 2001年01月09日
要約:
【要約】【課題】 フィルタ係数が急激に変化する周波数領域において、出力の変化をスムーズにかつ安価に制御できる能動制御方法を提供する。【解決手段】 適応制御により得られたフィルタ係数の更新データを記憶したデータテーブルROM66を量産車Mの制御装置の制御部31に搭載する。制御対象車両における所定周波数fkでの出力信号yのフィルタ係数出力値akと、データテーブルROMから読み出されたフィルタ係数記憶値akmapとを比較し、出力値akが記憶値akmapより大きいときは、出力値akからステップサイズパラメータμを減算し、また出力値akが記憶値akmapより小さいときは、出力値akに所定値μを加算することにより、出力値akと記憶値akmapが等しくなるように逐次更新を行う。
請求項(抜粋):
車両の振動発生源からの周期性のパルス信号に基づく入力信号を、振幅補償係数及び位相補償係数の関数であるフィルタ係数データを用いて振幅及び位相補償を行い、その出力信号が車両の制御対象系の伝達関数を通過した後、該伝達関数による遅延信号により前記振動発生源からの外力を抑制する能動型振動除去システムの制御方法であって、所定の試験用車両に対して、適応制御方法を用い、振動抑制の制御対象となる周波数帯域における最適フィルタ係数データを求め、該最適フィルタ係数データを記憶した記憶装置を予め作製しておき、前記試験用車両と同一種類の制御対象車両に該記憶装置を搭載することとし、前記制御対象車両における所定周波数での出力信号のフィルタ係数出力値と、前記記憶装置から読み出されたフィルタ係数記憶値とを比較し、該フィルタ係数出力値が該フィルタ係数記憶値より大きいときは、該フィルタ係数出力値から所定値を減算し、また該フィルタ係数出力値が該フィルタ係数記憶値より小さいときは、該フィルタ係数出力値に所定値を加算することにより、該フィルタ係数出力値と該フィルタ係数記憶値が等しくなるように逐次更新を行うようにしたことを特徴とする能動型振動除去システムの制御方法。
IPC (3件):
F16F 15/02 ,  G05B 13/02 ,  G05D 19/02
FI (3件):
F16F 15/02 B ,  G05B 13/02 S ,  G05D 19/02 D
Fターム (30件):
3J048AB09 ,  3J048AD03 ,  3J048CB30 ,  3J048EA01 ,  5H004GA14 ,  5H004GA34 ,  5H004GB12 ,  5H004HA12 ,  5H004HB08 ,  5H004HB09 ,  5H004HB12 ,  5H004JB30 ,  5H004KA32 ,  5H004KB21 ,  5H004KC08 ,  5H004KC12 ,  5H004KC39 ,  5H004KC53 ,  5H004MA05 ,  5H004MA11 ,  9A001BB02 ,  9A001BB03 ,  9A001BB04 ,  9A001GG14 ,  9A001HH09 ,  9A001JJ48 ,  9A001JJ77 ,  9A001KK29 ,  9A001KK37 ,  9A001KK54
引用特許:
審査官引用 (2件)

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