特許
J-GLOBAL ID:200903097793488679

染色体異常の解析方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-332938
公開番号(公開出願番号):特開2000-157298
出願日: 1998年11月24日
公開日(公表日): 2000年06月13日
要約:
【要約】【課題】間期細胞から染色体異常を起こした染色体を決定できる解析方法を提供すること。【解決手段】生物から採取、培養等して得た細胞のうち、細胞周期が間期の細胞をスライドガラス上に固定化し、この標本を、複数の識別すべき染色体の夫々を特異的に認識できるペインティング用標識(色素)によって、間期細胞中の各種染色体を染め分ける。次に、顕微鏡にて画像化した画像情報に基づいて、小核を検出し、この小核の色調に基づいて小核の由来となる染色体を決定し、複数の小核について順次分類するとともに、小核とともに検出した主核と対応付けて、標本内の小核の分布に関する統計処理を行う。このようにして、小核の由来となる染色体の種類毎に小核の出現頻度を導き出し、変異の誘発性が高い染色体が特定される。
請求項(抜粋):
生物の染色体に発生した染色体異常を解析する方法において、生物材料由来であって細胞周期が間期に相当する細胞に対して、細胞を構成する染色体群を個別に識別可能で且つ染色体のほぼ全長を標識可能な複数種類の標識試薬を接触させることにより、複数の染色体のほぼ全長を標識する工程、小核を形成している間期細胞を検出する工程、検出した小核の標識試薬の種類に関する情報を決定する工程、および決定した標識試薬の種類に基づいて異常を生じた染色体を同定する工程を有することを特徴とする染色体異常の解析方法。
IPC (5件):
C12Q 1/68 ,  C12M 1/00 ,  C12N 5/06 ,  C12N 15/00 ,  G01N 33/58
FI (5件):
C12Q 1/68 Z ,  C12M 1/00 A ,  G01N 33/58 A ,  C12N 5/00 E ,  C12N 15/00 Z
Fターム (26件):
2G045AA35 ,  2G045AA39 ,  2G045BA14 ,  2G045CB01 ,  2G045DA13 ,  2G045FA16 ,  2G045FA19 ,  2G045FA37 ,  2G045FB07 ,  2G045JA01 ,  4B029AA07 ,  4B029BB11 ,  4B029CC03 ,  4B029FA15 ,  4B063QA11 ,  4B063QA17 ,  4B063QQ02 ,  4B063QQ12 ,  4B063QQ99 ,  4B063QR32 ,  4B063QR80 ,  4B063QS32 ,  4B063QX02 ,  4B065AA90X ,  4B065BA16 ,  4B065CA46
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 染色体異常検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-190981   出願人:科学技術庁放射線医学総合研究所長, 株式会社ニコン
  • 染色体異常検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-164934   出願人:科学技術庁放射線医学総合研究所長, 株式会社ニコン
  • 遺伝子再配列を検出する染色体-特異的染色
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-072635   出願人:ザリージェンツオブザユニバーシテイオブカリフォルニア
全件表示
引用文献:
前のページに戻る