特許
J-GLOBAL ID:200903097793633539

デジタル信号処理方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永田 武三郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-180398
公開番号(公開出願番号):特開平8-022452
出願日: 1994年07月11日
公開日(公表日): 1996年01月23日
要約:
【要約】【目的】 符号化された音楽信号をDSPなどのプロセッサーで処理を行う場合にクリップ処理を抑制し、折り返し雑音による影響を軽減する、デジタル信号処理方式の提供。【構成】 デジタル信号処理方式は、?@重みづけ係数の計算と設定を行い、?A入力符号Xに?@で設定した係数を掛けて出力符号Yとして出力する。そして、?@では、図3で、(A)監視期間におけるピーク値(最大値Xmax)の検出(ステップS1〜ステップS8)を行い、(C)減衰量(係数β)を設定(ステップS9〜ステップS13)する。(C)では規定されたスケール(フルスケール)と(A)で求めた最大値Xmaxとを比較し最大値Xmaxが大きければ最大値の逆数を減衰量βとし、最大値Xmaxのほうが小さい場合は前回設定した減衰量に一定量δを加えたものを新しい減衰量βとする。なお、ステップS11では(B)ピーク値の逆数の計算を次式により行う(但し、Wnは逆数、Wn-1は前回の値、αは係数)。Wn=Wn-1+α・(1-Wn-1・(Xmax))
請求項(抜粋):
信号処理によって規定されたスケールを越えたデジタル信号を、前記規定されたスケール内の信号として変換するデジタル信号処理方式であって、下記(1)から(4)のステップを含むことを特徴とするデジタル信号処理方式。(1)入力信号の、一定期間内における最大値を検出する。(2)上記最大値が規定されたスケールでの最大値を越えているか否かを判定する。(3)上記最大値が規定されたスケールでの最大値を越えている場合にはその逆数を近似計算して減衰係数とし、越えていない場合には前回の減衰係数に所定値を加えて新たな減衰係数とする。(4)上記ステップ(3)で得た減衰係数と前記入力信号を乗算して出力信号とする。
IPC (2件):
G06F 17/10 ,  G10L 3/02
引用特許:
審査官引用 (4件)
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