特許
J-GLOBAL ID:200903097816289911

円形断面鋼管柱における柱梁接合部分の耐力を求める方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 堀 城之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-094024
公開番号(公開出願番号):特開2000-282569
出願日: 1999年03月31日
公開日(公表日): 2000年10月10日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、鋼管柱の柱梁接合部耐力の一定の精度を保ちつつ、簡易で汎用的な、鋼管柱における柱梁接合部分の耐力を求める方法を提示する点にあり、かかる耐力を求める方法を用いた鋼管柱における柱梁接合部の設計方法を提示する。【解決手段】 梁フランジ軸力の柱への流れを、図6(a)及び図6(b)に示すような、二つの流れの成分に分解されるものと想定し、それぞれの成分を解析的手法による耐力評価式により算定して、その和を接合部の耐力として評価する。図7に示すように、成分1の流れ(以下、「前面剪断力」という)P1は主として梁が取付いている近傍の鋼管壁面が曲げ変形し鋼管軸方向に伝達される力の流れであり、成分2の流れ(以下、「リング耐力」という)P2はリングとリング近傍の鋼管板の曲げにより、リング周方向に伝達される力の流れである。
請求項(抜粋):
円形断面鋼管柱に設けられた、梁が取り付くリングダイアフラムが切削加工されている場合において円形断面鋼管柱における柱梁接合部分の耐力を求める方法であって、梁がとりつく近傍の鋼管壁面が曲げ変形し伝達される力の流れ成分(P1)と、リングとリング近傍の鋼管板の曲げにより周方向に伝達される力の流れ成分(P2)との和から、円形断面鋼管柱における柱梁接合部分の耐力を求める方法。
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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