特許
J-GLOBAL ID:200903097994609547

信号分離装置、信号分離方法、そのプログラムおよび記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中尾 直樹 ,  草野 卓 ,  中村 幸雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-057899
公開番号(公開出願番号):特開2006-330687
出願日: 2006年03月03日
公開日(公表日): 2006年12月07日
要約:
【課題】非定常雑音の存在する実環境下において混合された混合信号に好適な信号分離を行うこと。【解決手段】時系列データx(n)の短時間離散フーリエ変換演算結果X(f,m)と、分離行列W(f)との積の演算をしてY(f,m)を求める。このY(f,m)から求められるパラメータで決定されたピアソン分布系の微分形式をスコア関数とし、Y(f,m)のスコア関数演算結果Φ(Y(f,m))と分離行列W(f)とから、新たな分離行列W(f)を求めることを繰り返して分離行列W(f)を最適化する。この最適化された分離行列W(f)とX(f,m)との積の演算結果を、短時間離散フーリエ変換することで分離信号が得られる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
M個〔2≦M〕の観測装置で観測した観測信号から、N個〔2≦N〕の信号源から発せられた原信号を分離する信号分離装置であって、 M個の観測装置で観測された観測信号のM個の時系列データx(n)=[x1(n),x2(n),・・・,xM(n)]T〔xi(n)は、i番目の観測装置で観測された観測信号の時系列データを表す。また、Tは転置行列を表す。〕を記憶する記憶手段と、 記憶手段に記憶された時系列データx(n)に対して、フレーム時刻m〔但し、フレームの数はNmとする。〕ごとに、短時間離散フーリエ変換を演算して、この演算結果をX(f,m)=[X1(f,m),X2(f,m),・・・,XM(f,m)]T〔fは周波数を表す。〕として出力する短時間離散フーリエ変換演算手段と、 短時間離散フーリエ変換演算手段によって出力されたX(f,m)と、N行M列の分離行列W(f)との積W(f)X(f,m)の演算をして、この演算結果をY(f,m)=[Y1(f,m),Y2(f,m),・・・,YN(f,m)]Tとして出力する変換手段と、 変換手段によって出力されたY(f,m)を入力とするスコア関数Φ(Y(f,m))を演算して、この演算結果を出力するスコア関数演算手段と、 スコア関数演算手段によって出力されたΦ(Y(f,m))と、変換手段によって出力されたY(f,m)の複素共役転置行列YH(f,m)との積のフレーム時刻に関する総和の平均を演算して、この演算結果を<Φ(Y(f,m))YH(f,m)>〔但し、
IPC (1件):
G10L 21/02
FI (2件):
G10L21/02 203Z ,  G10L21/02 201B
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (1件)
引用文献:
前のページに戻る