特許
J-GLOBAL ID:200903098174292227

推進工法における掘進機位置の測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 戸島 省四郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-296357
公開番号(公開出願番号):特開2003-097186
出願日: 2001年09月27日
公開日(公表日): 2003年04月03日
要約:
【要約】【課題】 推進管のローリングによって発生する傾きによる測定誤差の補正を行い精度の高い測定ができ、人の手間をかけずに測定でき、小口径推進工事の測定を立坑をカーブ部分に築造せずに行うことができ、効率的でコストを抑制した工事にできる推進工法における掘進機位置の測定方法を提供することにある。【解決手段】 前後の継線4のなす継線角度を継線角度測定器3で測定し、推進管のローリングによって発生する傾いた状態の継線角度を水平面に投影した投影角度を継線角度とする補正を行って、継線角度と継線長さから継線のx成分の総和と継線のy成分の総和から掘進機の位置を求めるようにした。
請求項(抜粋):
先端にある掘進機で地中を掘削しながら掘進機の後方に推進管を次々と連結して同推進管の最後尾を押圧することで出発立坑から目標位置まで直進又はカーブして推進する推進工法における掘進機位置の測定方法において、掘進機の後部とそれに連結される推進管の一部に継線係留器を取り付け、前方の推進管から後方の推進管までの管内の中心部に複数の継線係留器を配置し、出発立坑内で伸縮性がある継線を前記継線係留器間に張り渡し、継線係留器間の係留器間距離を計測し、継線係留器の前後の継線のなす継線角度を計測する継線角度測定器を設け、各係留位置から前方への係留器間距離と継線角度から前方への係留器間距離のx成分の距離とy成分の距離を算出し、x成分の距離とy成分の距離の総和から最も後方の係留位置に対する掘進機の位置を算出するようにし、推進管のローリングによって発生する継線係留器の前後の継線で作る面の水平面に対する傾き角を検出する傾き検出手段を設け、傾いた状態での前後の継線のなす継線角度の水平面に投影させた投影角度を前記傾き角を用いて算出し、同投影角度を継線角度とみなして係留器間距離のx成分の距離とy成分の距離を算出する補正を行うようにした推進工法における掘進機位置の測定方法。
Fターム (7件):
2D054AA02 ,  2D054AC18 ,  2D054GA04 ,  2D054GA17 ,  2D054GA62 ,  2D054GA65 ,  2D054GA86
引用特許:
出願人引用 (3件)

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