特許
J-GLOBAL ID:200903098312511431

無駄時間推定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-121368
公開番号(公開出願番号):特開平9-305574
出願日: 1996年05月16日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】 プロセスなどにおける無駄時間を精度良く求めることができるようにすることを目的とする。【解決手段】 まず、入力信号と対象プロセス1より得られる出力信号を、信号変換部21で高周波から低周波まで所定の周波数間隔で分割する。ついで、相関計算部22で、分割した各周波数領域において、各時間における入力信号と出力信号の相関を求める。そして、無駄時間推定部23で、その最大値が所定の値以上となっている周波数領域中で最も高い周波数の領域を選択し、2つの信号の時間をずらしていきながら相関を求め、その最大値を示した入力信号と出力信号より得られる遅れ時間を無駄時間の推定値として出力する。
請求項(抜粋):
所定の入力信号を制御対象に与えた結果得られる出力信号における無駄時間を推定する無駄時間推定装置において、前記入力信号と出力信号をそれぞれ所定の周波数幅で分割する信号変換部と、前記信号変換部で複数の周波数領域に分割された入力帯域制限信号および出力帯域制限信号より、各周波数領域での前記入力帯域制限信号と出力帯域制限信号の相関を示す相関値を求める相関計算部と、前記相関値が所定の閾値以上となっている周波数領域を抽出し、その中で最も高い周波数の周波数領域を選択し、その周波数領域における入力帯域制限信号および出力帯域制限信号より遅れ時間を算出し、この遅れ時間を無駄時間推定値として出力する無駄時間推定部とを備えたことを特徴とする無駄時間推定装置。
引用特許:
出願人引用 (2件)

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