特許
J-GLOBAL ID:200903098368342632

車両の減衰力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-035230
公開番号(公開出願番号):特開平8-230432
出願日: 1995年02月23日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】【目的】 乗員に不快感(ゴツゴツ感)を与える第2振動成分G2 による減衰力を小さく抑えるための制御を的確に行う。【構成】 ばね上部材のあおりに関係した第1振動成分G1 をローパスフィルタ処理により検出するとともに、第2振動成分G2 をバンドパスフィルタ処理により検出して、減衰力発生機構による発生減衰力を、第1振動成分G1 が大きくなるにしたがって大きくし、かつ第2振動成分G2 が大きくなるにしたがって小さく抑える(ステップ104,114〜134)。車速Vを検出して、同検出車速Vが大きくなるにしたがって前記バンドパスフィルタの中心周波数fを高周波数側に移行する(ステップ104〜106)。これにより、車速Vの増加にしたがって高周波数側に移行する第2振動成分G2 が正確に検出されるようになり、減衰力の制御が的確に行われる。
請求項(抜粋):
ばね上部材とばね下部材との間に設けられてばね上部材のばね下部材に対する振動を減衰させる減衰力を発生するための減衰力発生機構を備えた車両に適用され、ばね上部材の共振周波数とばね下部材の共振周波数の間に設定した所定の周波数範囲に属するばね上部材の振動成分を検出する振動検出手段と、前記検出した振動成分に応じて前記減衰力発生機構を制御して同振動成分が大きくなるにしたがって同減衰力発生機構による発生減衰力を小さく抑える減衰力制御手段とを備えた車両の減衰力制御装置において、車速を検出する車速検出手段と、前記検出した車速に応じて前記振動検出手段を制御して同検出した車速が大きくなるにしたがって前記振動検出手段における所定の周波数範囲を高周波数側に移行する移行制御手段とを設けたことを特徴とする車両の減衰力制御装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-141320
  • 車両懸架装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-336769   出願人:株式会社ユニシアジェックス
  • 車両のサスペンシヨン装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-207014   出願人:マツダ株式会社

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