特許
J-GLOBAL ID:200903098498905493

ミクロ相分離構造によりメタノール透過抑制が改良されたプロトン伝導膜

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 鈴木 俊一郎 ,  牧村 浩次 ,  高畑 ちより ,  鈴木 亨
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-430833
公開番号(公開出願番号):特開2005-190830
出願日: 2003年12月25日
公開日(公表日): 2005年07月14日
要約:
【課題】膜中におけるイオン伝導部位およびメタノール透過抑制部位の空間的な配置をより詳細に制御することによって、高いプロトン伝導度とメタノール透過抑制を両立し、パーフルオロアルキルスルホン酸系のものと比較して安価で機械的強度、熱的安定性の優れた直接メタノール型燃料電池に用いられる電解質を提供する。【解決手段】イオン伝導性成分を有するポリマーセグメント(A)とイオン伝導性成分を有さないポリマーセグメント(B)からなる膜であり、(i)該膜中でAとBとが共に連続的なミクロ相分離構造を形成し、(ii)Bからなる連続相がAからなるドメインを部分的に囲い込んでなるるプロトン伝導膜。ミクロ相分離構造を形成するセグメント(A)からなるドメインが、円形、または楕円形、またはこれらの変形体、合体形状を示し、その大きさが、直径の平均値で1〜300nmの範囲にあり、それを部分的に取り囲むBからなる疎水性の連続相が、厚みの平均値で1〜50nmであるモルフォロジーを示すことを特徴とする請求項1に記載のプロトン伝導膜。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
イオン伝導性成分を有するポリマーセグメント(A)とイオン伝導性成分を有さないポリマーセグメント(B)からなる膜であり、 (i)該膜中でAとBとが共に連続的なミクロ相分離構造を形成し、 (ii)Bからなる連続相がAからなるドメインを部分的に囲い込んでなる ことを特徴とするプロトン伝導膜。
IPC (3件):
H01M8/02 ,  C08G61/12 ,  H01B1/06
FI (3件):
H01M8/02 P ,  C08G61/12 ,  H01B1/06 A
Fターム (17件):
4J032CA04 ,  4J032CA14 ,  4J032CA52 ,  4J032CB08 ,  4J032CB12 ,  4J032CC04 ,  4J032CD01 ,  4J032CE03 ,  4J032CF03 ,  4J032CG01 ,  5G301CA30 ,  5G301CD01 ,  5H026AA06 ,  5H026AA08 ,  5H026CX05 ,  5H026EE18 ,  5H026HH03
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (4件)
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