特許
J-GLOBAL ID:200903098522776411

海水を用いたMAP法による排水処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中前 富士男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-062325
公開番号(公開出願番号):特開平10-235374
出願日: 1997年02月27日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】【課題】 含まれるリン酸イオンの除去のみならずアンモニウムイオンの同時除去も可能な海水を用いたMAP法による排水処理方法を提供する。【解決手段】 排水10に海水11を入れて、含まれるリン酸イオンとアンモニウムイオンの一部からMAPを生成させて、これを分離回収する第1工程と、前工程で分離回収したMAPを、加熱処理して分解し含まれるアンモニアを脱離して、リン酸マグネシウム化合物とする第2工程と、第2工程で生成されたリン酸マグネシウム化合物を前工程で処理された排水10に加えてリン酸イオン濃度を高くして、MAPを生成する第3工程とを有し、第2工程と第3工程を1又は2回以上繰り返して、排水10に含まれるアンモニウムイオン濃度を徐々に下げて、排水10からアンモニウムイオン及びリン酸イオンを同時に除去する。
請求項(抜粋):
リン酸イオン濃度よりアンモニウムイオン濃度の方が高い排水からアンモニウムイオン及びリン酸イオンを同時に除去する海水を用いたMAP法による排水処理方法であって、前記排水に海水を入れて、含まれるリン酸イオンとアンモニウムイオンの一部からMAPを生成させて、これを分離回収する第1工程と、前工程で分離回収したMAPを、加熱処理して分解し含まれるアンモニアを脱離して、リン酸マグネシウム化合物とする第2工程と、前記第2工程で生成されたリン酸マグネシウム化合物を前工程で処理された排水に加えてリン酸イオン濃度を高くして、MAPを生成する第3工程とを有し、前記第2工程と第3工程を1又は2回以上繰り返して、前記排水に含まれるアンモニウムイオン濃度を徐々に下げて、前記排水からアンモニウムイオン及びリン酸イオンを同時に除去することを特徴とする海水を用いたMAP法による排水処理方法。
FI (2件):
C02F 1/58 P ,  C02F 1/58 R
引用特許:
審査官引用 (11件)
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