特許
J-GLOBAL ID:200903098581945430

超音波凝固切開装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-238979
公開番号(公開出願番号):特開2007-050181
出願日: 2005年08月19日
公開日(公表日): 2007年03月01日
要約:
【課題】生体組織を把持した後、一連の把持動作を続けて行うことによって、凝固処置と切開処置とを行える超音波凝固切開装置の提供。【解決手段】高周波処置用部材54を構成する二股形状把持歯部54aの生体組織との接触部位から矢印Bに示すように血管100を介してプローブ6に高周波電流が流れて凝固が開始され、組織内の水分が蒸発されて血管が徐々に薄くなっていき、把持部材5がプローブ6に向かって移動するように、可動ハンドル27aが回動操作されることによって、薄くなった血管100が超音波処置用部材55の凹み55dに密着した第2の把持状態になる。押圧保持された血管100に対して先端部6aから超音波振動が伝達され、凝固部101を含む血管100の所定部位が摩擦熱によって切断されていく。超音波処置用部材55がプローブ6の先端部6aに当接することによって、血管100が切断される。血管の切断部近傍は止血状態である。【選択図】図7
請求項(抜粋):
生体組織に対して、超音波振動による処置を施すために電気的信号を超音波振動に変換する超音波振動子と、 所定の長さと外径とを有する棒状部材にて構成され、前記超音波振動子で発生した超音波振動を先端側部へ伝達する、基端側部が前記超音波振動子に接続されたプローブと、 前記プローブの外面との間で生体組織を把持し、把持した該生体組織を凝固及び切開するために、前記プローブの外面に近接した位置と遠位した位置との間を開閉動作可能に構成された把持部材と、 前記生体組織に対して高周波電流による処置を施すために、前記プローブ、と前記把持部材とを高周波電源の所定部に電気的に接続するための高周波電源接続部と、 を具備し、 閉動作によって移動された前記把持部材と前記プローブの外面との間で生体組織を把持した第1の把持状態においては該生体組織に対して少なくとも前記高周波電源からの高周波電流による凝固処置を開始し、該生体組織に対して凝固処置を施すことによって該把持部材が更に前記プローブに近接した位置に移動された第2の把持状態においては凝固が施された生体組織を含む該生体組織に対して前記超音波振動子で発生された超音波振動による切開処置を開始することを特徴とする超音波凝固切開装置。
IPC (4件):
A61B 18/00 ,  B82B 1/00 ,  A61B 18/12 ,  A61B 17/28
FI (4件):
A61B17/36 330 ,  B82B1/00 ,  A61B17/39 310 ,  A61B17/28 310
Fターム (6件):
4C060GG24 ,  4C060JJ12 ,  4C060KK03 ,  4C060KK06 ,  4C060KK10 ,  4C060KK15
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 2004-216180号公報
審査官引用 (2件)
  • 超音波処置装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-109437   出願人:オリンパス株式会社
  • 超音波処置装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-078852   出願人:オリンパス株式会社

前のページに戻る