特許
J-GLOBAL ID:200903098645878022

スラスト受け機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊藤 英彦 ,  森下 八郎 ,  吉田 博由
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-378419
公開番号(公開出願番号):特開2007-177938
出願日: 2005年12月28日
公開日(公表日): 2007年07月12日
要約:
【課題】軌道輪および中間輪の耐摩耗性を向上させたスラスト受け機構を提供する。【解決手段】スラスト受け機構は、相互間で偏心回転運動を行う第一の部材と第二の部材との間に介在してスラスト荷重を支持する。また、スラスト受け機構は、前記第一の部材に装着される第一の軌道輪と、その軌道面が前記第一の軌道輪の軌道面と対向するよう、前記第二の部材に装着される第二の軌道輪と、両面に軌道面を有し、前記第一の軌道輪および前記第二の軌道輪との間に配置される中間輪13とを含む。ここで、第一の軌道輪、第二の軌道輪および中間輪13の軌道面の中心線平均粗さ(Ra)は、0.05μm以下であり、負荷長さ率(Tp)は、80%以上である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
相互間で偏心回転運動を行う第一の部材と第二の部材との間に介在してスラスト荷重を支持するスラスト受け機構であって、 前記第一の部材に装着される第一の軌道輪と、 その軌道面が前記第一の軌道輪の軌道面と対向するよう、前記第二の部材に装着される第二の軌道輪と、 両面に軌道面を有し、前記第一の軌道輪および前記第二の軌道輪との間に配置される中間輪と、 前記第一の軌道輪と前記中間輪との間に配置され、転動軸心方向が揃えられた複数の第一のころと、 前記第二の軌道輪と前記中間輪との間に配置され、前記第一のころの転動軸心方向と垂直な方向に転動軸心方向が揃えられた複数の第二のころと、 前記第一のころを保持する複数のポケットを含む第一の保持器と、 前記第二のころを保持する複数のポケットを含む第二の保持器と、 前記第一の部材から前記第一の軌道輪および第一の保持器を貫通して前記中間輪まで延在する第一のガイドピンと、 前記第二の部材から前記第二の軌道輪および第二の保持器を貫通して前記中間輪まで延在する第二のガイドピンとを備え、 前記第一の保持器および前記中間輪は、それら自身の許容範囲内で、前記第一のころの転動軸心方向と垂直な方向に移動可能であり、 前記第二の保持器および前記中間輪は、それら自身の許容範囲内で、前記第二のころの転動軸心方向と垂直な方向に移動可能であり、 前記軌道輪および前記中間輪の軌道面の中心線平均粗さ(Ra)は、0.05μm以下であり、負荷長さ率(Tp)は、80%以上である、スラスト受け機構。
IPC (4件):
F16C 19/30 ,  F16C 33/48 ,  F04C 18/02 ,  F04C 29/00
FI (4件):
F16C19/30 ,  F16C33/48 ,  F04C18/02 311H ,  F04C29/00 F
Fターム (19件):
3H029AA02 ,  3H029AB03 ,  3H029BB01 ,  3H029CC17 ,  3H039BB04 ,  3H039BB11 ,  3H039CC22 ,  3H039CC23 ,  3J101AA14 ,  3J101AA24 ,  3J101AA32 ,  3J101AA42 ,  3J101AA53 ,  3J101AA62 ,  3J101BA23 ,  3J101BA35 ,  3J101BA45 ,  3J101FA31 ,  3J101GA29
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-337934   出願人:株式会社デンソー, 株式会社日本自動車部品総合研究所
  • スラスト軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-040582   出願人:株式会社デンソー, エヌティエヌ株式会社

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