特許
J-GLOBAL ID:200903098673347806

薬物放出性被覆の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-365112
公開番号(公開出願番号):特開平10-192413
出願日: 1997年12月19日
公開日(公表日): 1998年07月28日
要約:
【要約】【課題】 薬物放出性被覆を有する医療器具において、薬物とポリマーの両方を容易に溶液として薬物放出性被覆を得る方法、及び、共通の溶液または懸濁液の中で薬物とポリマーが結合することなしに薬物/ポリマー被覆を適用する方法を提供する。【解決手段】 ポリマーが第一の溶媒(溶媒A)に溶解してポリマー系を形成し、薬物が第二の溶媒(溶媒B)に溶解または懸濁して薬物系を形成するように薬物放出性被覆を適用する方法。作製された被覆または被覆層は薬物とポリマーの実質的に均一な結合からなる。溶媒Bは溶媒Aと同じでも異なっていてもよい。被覆は、ポリマー系と薬物系を器具の上へ別個に噴霧または浸漬して、ステント体上に適用できる。被覆は、ポリマーと薬物系を逐次的か又は同時に適用して完成することができる。
請求項(抜粋):
患者の体内へ挿入または移植するための少なくとも1つの部材を具備し、該部材は患者の体組織に露出され、かつ該部材表面の少なくとも一部は、少なくとも1つの生物学的活性物質を放出するために被覆されている医療器具の製造方法であって、a)ポリマー及び第一の溶媒からなり、生物学的活性物質を実質的に含まないポリマー系を前記部材表面に適用し;そしてb)生物学的活性物質と第二の溶媒からなり、ポリマーを実質的に含まない薬物系を同表面に適用することからなり、ポリマーと生物学的活性物質の複合体を形成することを特徴とする方法。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 管腔ステント及びその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-341061   出願人:住友ベークライト株式会社
  • 医用物品の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-086587   出願人:ザ・ビーオーシー・グループ・ピーエルシー
  • コラーゲンを有するステント
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平7-528354   出願人:シメッドライフシステムズ,インコーポレーテッド
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