特許
J-GLOBAL ID:200903098709226580

極低硫高清浄鋼の溶製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-106315
公開番号(公開出願番号):特開2007-277647
出願日: 2006年04月07日
公開日(公表日): 2007年10月25日
要約:
【課題】スラグ成分組成、溶鋼の昇熱処理および攪拌処理の適正化により、脱硫と清浄化とを同時に促進させ、極低硫高清浄鋼を効率よく安定して溶製できる方法を提供する。【解決手段】溶鋼を下記の工程1〜4により処理する極低硫高清浄鋼の溶製方法である。工程1:大気圧下において取鍋内溶鋼にCaO系フラックスを添加する工程、工程2:工程1の後に取鍋内溶鋼中に攪拌ガスを吹き込んで攪拌するとともに、溶鋼に酸化性ガスを供給し、生成した酸化物をCaO系フラックスと混合する工程、工程3:酸化性ガスの供給を停止し、取鍋内溶鋼中に攪拌ガスを吹き込んで脱硫および介在物除去を行う工程、工程4:工程3の後に溶鋼をRH真空脱ガス装置を用いて処理するに際し、RH真空槽内に酸化性ガスを供給して溶鋼温度を上昇させる工程。前記の溶製方法において、工程1または工程2においてAlを添加し、工程4を省略してもよい。【選択図】図1
請求項(抜粋):
溶鋼を下記の工程1〜4で示される工程により処理することを特徴とする極低硫高清浄鋼の溶製方法。 工程1:大気圧下において取鍋内溶鋼にCaO系フラックスを添加する工程 工程2:前記工程1の後に大気圧下において取鍋内溶鋼中に攪拌ガスを吹き込むことにより該溶鋼および前記CaOフラックスを攪拌するとともに、溶鋼に酸化性ガスを供給し、酸化性ガスと溶鋼との反応により生成した酸化物をCaO系フラックスと混合する工程 工程3:前記酸化性ガスの供給を停止し、大気圧下の前記取鍋内溶鋼中に攪拌ガスを吹き込むことにより脱硫および介在物除去を行う工程 工程4:前記工程3の後に前記取鍋内溶鋼をRH真空脱ガス装置を用いて処理するに際し、RH真空槽内に酸化性ガスを供給して溶鋼温度を上昇させる工程
IPC (5件):
C21C 7/064 ,  C21C 7/076 ,  C21C 7/10 ,  C21C 7/04 ,  C21C 7/072
FI (7件):
C21C7/064 Z ,  C21C7/076 A ,  C21C7/10 F ,  C21C7/10 J ,  C21C7/04 B ,  C21C7/10 R ,  C21C7/072 A
Fターム (24件):
4K013AA07 ,  4K013BA05 ,  4K013BA14 ,  4K013CA02 ,  4K013CA04 ,  4K013CA07 ,  4K013CA08 ,  4K013CA13 ,  4K013CA16 ,  4K013CB09 ,  4K013CC02 ,  4K013CD07 ,  4K013CE01 ,  4K013CE04 ,  4K013CF13 ,  4K013DA03 ,  4K013DA06 ,  4K013DA10 ,  4K013DA12 ,  4K013DA13 ,  4K013DA14 ,  4K013EA03 ,  4K013EA19 ,  4K013FA05
引用特許:
出願人引用 (10件)
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審査官引用 (5件)
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