特許
J-GLOBAL ID:200903098731955145

超音波診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-289992
公開番号(公開出願番号):特開平9-131342
出願日: 1995年11月08日
公開日(公表日): 1997年05月20日
要約:
【要約】【課題】 超音波断層像の拡大処理において、超音波断層像を滑らかに補間し、拡大時において良好なBモード像を得る。【解決手段】 拡大処理回路8は、画像データを記憶する入力バッファメモリ21と、入力バッファメモリ21に記憶した画像データに対して2次元高速フーリエ変換を行う2次元FFT回路22と、2次元FFT回路22により2次元高速フーリエ変換されたデータに対してゼロ挿入処理を行うゼロ挿入回路23と、ゼロ挿入処理が行われたデータに対して2次元逆高速フーリエ変換を行う2次元逆FFT回路24と、2次元逆高速フーリエ変換され一連の拡大処理が行われた処理画像データを記憶しビデオミキサに出力する出力バッファメモリ25とを備えて構成される。
請求項(抜粋):
超音波断層像を直交するx軸及びy軸に沿ってそれぞれ一定間隔dx及びdy毎に2次元的に配列された画素の集合として格納する原画像メモリと、前記超音波断層像の処理領域R={(x,y);x=x0+mdx,y=y0+ndy,x0,y0は前記原画像メモリの任意の画素アドレス、0≦m<Nx,0≦n<Ny,m,nは整数、Nx,Nyは自然数}を設定する空間原領域設定手段と、前記処理領域Rに含まれるNx×Ny個の画素データを周波数空間上に2次元離散フーリエ変換して、周波数領域U={(fx,fy);fx,fyはそれぞれx軸、y軸についての空間周波数で、fx=-(Nx/2-i)/(Nxdx),fy=-(Ny/2-j)/(Nydy),0≦i<Nx,0≦j<Ny,i,jは整数}上のNx×Ny個のスペクトルデータs(fx,fy)からなる原スペクトルS={s(fx,fy);(fx,fy)∈U}を求めるフーリエ変換手段と、前記空間原領域設定手段にて設定される前記処理領域R上の前記超音波断層像を拡大処理するための拡大率Mを入力する拡大率入力手段と、前記周波数領域Uを含む拡張周波数領域V={(fx,fy);fx=-M(Nx/2-i)/(Nxdx),fy=-M(Ny/2-j)/(Nydy),0≦i<MNx,0≦j<MNy,i,jは整数}を設定し、差領域であるV-U上の全ての点に値0を挿入して、前記原スペクトルSから拡張スペクトルT={t(fx,fy);t(fx,fy)=s(fx,fy)((fx,fy)∈Uのとき)、t(fx,fy)=0((fx,fy)∈V-Uのとき)}を生成するゼロ値挿入手段と、前記超音波断層像の前記処理領域RをM倍に拡大した拡大処理領域Qを設定する空間拡大領域設定手段と、前記ゼロ値挿入手段にて生成した前記拡張スペクトルTを2次元離散逆フーリエ変換して前記拡大処理領域Qに格納する逆フーリエ変換手段とを備え、前記フーリエ変換手段が前記超音波断層像を前記周波数空間上に2次元離散フーリエ変換し前記原スペクトルSを算出し、前記ゼロ値挿入手段が前記フーリエ変換手段が算出した前記原スペクトルSにより前記拡張スペクトルTを生成することで拡張補間し、空間拡大領域設定手段が前記超音波断層像の前記処理領域RをM倍に拡大した前記拡大処理領域Qを設定し、前記逆フーリエ変換手段が前記ゼロ値挿入手段にて生成した前記拡張スペクトルTを2次元離散逆フーリエ変換して前記拡大処理領域Qに格納することで拡大処理することを特徴とする超音波診断装置。
IPC (3件):
A61B 8/00 ,  G01B 17/00 ,  G01N 29/06
FI (3件):
A61B 8/00 ,  G01B 17/00 C ,  G01N 29/06
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 画像表示装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-287818   出願人:株式会社東芝
  • 画像データ拡大表示方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-262701   出願人:株式会社日立メディコ
  • 特開平2-076472
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