特許
J-GLOBAL ID:200903098767727246

窒化処理用鋼およびその窒化処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-288379
公開番号(公開出願番号):特開平11-124653
出願日: 1997年10月21日
公開日(公表日): 1999年05月11日
要約:
【要約】【課題】 窒化処理時には同時に芯部も浸炭処理材並みに硬くなり、また窒化層の表層を構成する脆性で剥離しやすい化合物層の生成も抑制される窒化処理用鋼とその窒化処理方法を提供する。【解決手段】 本発明の窒化処理用鋼は、C:0.05〜0.15重量%,Si:0.50重量%以下,Mn:1.00重量%以下,Cr:1.00〜2.00重量%,Mo:0.90〜1.50重量%,Al:0.010〜0.100重量%,N:0.0070〜0.0200重量%、更に、Ni:1.00重量%以下,V:0.10〜0.30重量%,Ti:0.10重量%以下,Nb:0.030重量%以下の1種または2種以上を含有し、残部がFeと不可避的不純物から成る析出硬化型鋼であって、温度500〜600°Cのガス窒化処理により芯部のビッカース硬さ(HV)がガス窒化処理前の硬さに比べて30以上高くなる性質を備えている。
請求項(抜粋):
C:0.05〜0.15重量%,Si:0.50重量%以下,Mn:1.00重量%以下,Cr:1.00〜2.00重量%,Mo:0.90〜1.50重量%,Al:0.010〜0.100重量%,N:0.0070〜0.0200重量%、更に、Ni:1.00重量%以下,V:0.10〜0.30重量%,Ti:0.10重量%以下,Nb:0.030重量%以下の1種または2種以上を含有し、残部がFeと不可避的不純物から成る析出硬化型鋼であって、温度500〜600°Cのガス窒化処理により芯部のビッカース硬さ(HV)がガス窒化処理前の硬さに比べて30以上高くなる性質を備えていることを特徴とする窒化処理用鋼。
IPC (4件):
C22C 38/00 301 ,  C22C 38/50 ,  C22C 38/60 ,  C23C 8/26
FI (4件):
C22C 38/00 301 N ,  C22C 38/50 ,  C22C 38/60 ,  C23C 8/26
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭55-006456
  • 軟窒化用鋼
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-304210   出願人:住友金属工業株式会社
  • 鋼の窒化方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-126783   出願人:大同ほくさん株式会社
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