特許
J-GLOBAL ID:200903098823563146

重金属類含有水の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千葉 博史
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-304262
公開番号(公開出願番号):特開2009-148749
出願日: 2008年11月28日
公開日(公表日): 2009年07月09日
要約:
【課題】工程が簡単で実用性に優れ、強固な錯体を形成している重金属類についても効率よく排水等から除去することができる重金属類含有水の処理システムを提供する。【解決手段】重金属類含有水に還元性鉄化合物を添加する工程、還元性鉄化合物を添加した重金属類含有水を反応槽に導いて沈澱を生成させる工程、生成した沈澱(汚泥)を固液分離する工程、分離した汚泥の全部または一部をアルカリ性にして反応槽に返送する工程を有し、返送汚泥をpH11〜13に調整し、反応槽をpH8.5以上のアルカリ性に調整し、密閉した非酸化性雰囲気下でグリーンラストと鉄フェライトを主体とする還元性鉄化合物沈澱に重金属類を取り込ませて沈澱化する処理方法において、鉄化合物添加工程に先立ち、重金属類含有水に第1鉄化合物の存在下で過酸化水素を加えてフェントン酸化によって重金属類錯体を分解する工程を有することを特徴とする重金属類含有水の処理方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
重金属類含有水に還元性鉄化合物を添加する工程〔鉄化合物添加工程〕、還元性鉄化合物を添加した重金属類含有水を反応槽に導いて沈澱を生成させる工程〔沈澱化工程〕、生成した沈澱(汚泥)を固液分離する工程〔固液分離工程〕、分離した汚泥の全部または一部をアルカリ性にして反応槽に返送する工程〔汚泥返送工程〕を有し、反応槽に返送する汚泥をpH11〜13に調整し、沈澱化工程の反応槽をpH8.5以上のアルカリ性に調整し 、密閉した非酸化性雰囲気下でグリーンラストと鉄フェライトを主体とする還元性の鉄化合物沈澱を生成させ、該鉄化合物沈澱に重金属類を取り込ませて沈澱化し、この沈澱を固液分離して重金属類を除去する処理方法において、鉄化合物添加工程に先立ち、重金属類含有水に第1鉄化合物の存在下で過酸化水素を加えてフェントン酸化によって重金属類錯体を分解し〔フェントン酸化工程〕、この処理した重金属類含有水を鉄化合物添加工程に導入することを特徴とする重金属類含有水の処理方法。
IPC (3件):
C02F 1/70 ,  C02F 1/72 ,  C02F 11/00
FI (5件):
C02F1/70 A ,  C02F1/72 Z ,  C02F1/70 Z ,  C02F11/00 J ,  C02F11/00 Z
Fターム (30件):
4D050AA12 ,  4D050AB33 ,  4D050AB52 ,  4D050AB54 ,  4D050AB56 ,  4D050AB57 ,  4D050AB58 ,  4D050AB59 ,  4D050AB60 ,  4D050AB63 ,  4D050AB64 ,  4D050BA02 ,  4D050BA04 ,  4D050BA06 ,  4D050BA10 ,  4D050BA12 ,  4D050BB09 ,  4D050BD02 ,  4D050BD06 ,  4D050BD08 ,  4D050CA13 ,  4D050CA16 ,  4D059AA11 ,  4D059AA13 ,  4D059AA14 ,  4D059BF14 ,  4D059CA28 ,  4D059DA01 ,  4D059DA04 ,  4D059DA05
引用特許:
出願人引用 (8件)
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